ちょっと銀行員らしい話題を。日経平均株価が34年振りに過去最高値をつけ、その後も最高値を更新しています。背景的にはアメリカの株価上昇や円安に伴う日本企業の業績改善に加え、半導体企業への期待と言われています。
株価を押し上げているのが外国人投資家なのですが、彼らからみた日本経済の魅力がどう映っているのかが分析できれば日本株への投資も面白いかもしれないですね。
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今日は「部下に仕事を任せることが難しい時の考え方」です。
はじめに
最近、個人的な記事か続いていたので今日は管理職として大切な考え方を取り上げていきたいと思います。
「部下に仕事を任せるのが難しい」という話をよく聞きます。
その気持ちとってもわかります。私もそうでした。
どこまで任せればいいのか、どうやって任せればいいのかを戦略的に考える必要があります。
職場の状況や部下の資質によって対応が異なることはもちろんそうなのですが、オーソドックスな考え方を書いていきたいと思います。
トップダウンとボトムアップ
「どこまで任せるか」は一般的にはこのように決めます。
・方針(やること)はトップダウンで決める
・方法(やり方)はボトムアップで決める
方針を策定するには大きな枠組みを決める必要があるので抽象的な考え方を使います。この抽象的な考え方を作るのはリーダーの役目です。
部下の意見を聞くのは良いのですが、決定は上司が行なって下さい。
方針が決まってから方法を決めます。山登りにいろんなルートがあるように、方針の達成方法にもいろんなルートがあります。そのルートを決めるのを部下に任せるの一般的です。
ただし、そのルートを決めるのが難しい部下もいます。ご自身の部下がどれくらいの力量を持っているのかを把握した上で、ルートの提案をするとか、ルートを2本に絞るとか、ルートを決めていつ部分だけ任せるといった工夫が必要です。
三つの観点を活用する
上司は目の前と将来の両方の観点をバランスよく持つ必要があります。
・現在の問題・・・今も問題点を把握する
・将来の問題・・・このままいくと将来発生するであろう問題点
・変革の可能性・・・より良い状況にするために必要なこと
将来を見据えるときに難しい問題があります。それは、どれくらい先回りするのかということです。
私の感覚でいうと、企業は思っている以上に対応が遅いということです。
じゃあ早く対応すればいいのかといえばそういうものでもないと思っています。
ある方から聞いた話なのですが、幼稚園のお遊戯会の練習って早くすればいいっていうものではないそうです。できのピークを迎えた後は園児たちが飽きてしまったりしてかえって出来が悪くなるそうです。
いつの時点から将来の準備をするのか見極めて下さい。
*ちなみに私は不安がちなので早めに準備してしまうタイプです。ですが、直前になって準備するタイプの人と結果はそんなに変わらなかったりします。
丸投げされたとならないために
任せっぱなしはよくありません。特に最近の若い方は失敗をしたくない方が多いので、任せっぱなしにすると不安が増幅するように思います。
部下と共有する内容を明確にしておくのがいいと思います。上司側はちょっと面倒ですが、そこはグッと我慢。
・何をどこまでいつまでに任せたか明確にしておく
・進捗を把握する
・部下の思いを把握する
・フィードバックを行う(悪い点だけでなく良い点も!!)
私は書類の作成や本部からの指示を丸ごと任せたりしていました。
信頼度の厚い部下は丸投げで最後の報告をもらうまで放置の時もありました。たまに「どう?」と声をかけることもありました。
始めて丸投げするのであれば、ある程度手順を示してあげてもいいですし、コミニュケーションに問題がなければ二人に任せるという方法もあると思います。
失敗含みで指示を出す
私が大切にしていたのは、どこまでの失敗なが許容できるのかという判断です。
事務を担ってきた真面目な管理職ってリスクを排除したがる傾向にあります。リスクを取ることが怖いというか。
特に事務と営業はリスクの取り方が違います。営業はリスクを取りやすく事務は取りづらいです。それぞれ失敗した時のリカバリー方法も違います。事務でミスする方が痛いということはあります。
人に仕事を任せるのはリスクです。もし、そのリスクを最大限取るとしたら何を任せるでしょうか?
自分が思っている50%で出てきたら?
50%でもなんとかお化粧して提出できるのだったらOKですし、完成度が求められる書類ならNOです。想定以上の失敗も当然ありますが、その時は潔く対処するしかないなと思います。
命を預かるような職種はそう言ってられないと思いますが。
最後に
部下に仕事を任せる時の最大のハードルは自分の心理面ではないのかなと思います。
そのハードルを超えるために何が必要かということを知る必要はあると思います。
情報の整理なのか、方法論なのか、自分のメンタルの管理なのか。
もし、部下に仕事が任せられないわ〜と思っている方がおられれば参考になさって下さい。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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