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本音のコミュニケーション ーLEAN INー

今日は兵庫県男女共同参画アドバイザリー塾の日でした。ファシリテートについて学びました。ファシリテートに向かない人は、教師、政治家、ヒエラルキー組織で働いていた人。あ、私だ。

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今日は「本音のコミュニケーション ーLEAN INー」です。

はじめに

今日も、10年前、2013年に発売された『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』シェリル・サンドバーグを参考に書いていきたいと思います。

シェリル・サンドバーグさんは当時、FacebookのCOOでタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれています。

ポイントをギュギュギュっと絞って書いていきます。

企業で本音を言うのは難しい

今日、ファシリテートについて話し合いを持った時に、ファシリテーションとして成り立つ条件として、個々が自律し自由に意見を言えると言う環境でなければ難しい、と言う結論に至りました。

と言うことは、会社ではほとんど成立しないと言う事になります。みんながリーダーの顔色を伺うからです。本書を読み返して、それはどこの組織でもそうだという内容を見て安心しました。

どんな組織でも何らかの形でヒエラルキーが存在し、端的に言えば誰かの実績は別の誰かが評価することになっている。そうなると、評価される側としてはますます本音は言いにくい。いかにフラットな組織を目指していても、この難題からは逃れられない。

そうなんです。本音を言っていいよといくら言ったところで、本音を言うことへの怖さは残ります。

権力と人間関係に関する心理学的研究によると、集団内で下位の人間は意見表明をためらうし、仮に表明しても留保条件をつけたり逃げ道を用意したりするという。

これもよく分かります。上司に強く出れるのは、パートの方だったりすることも出世には影響ないとか、別に辞めてもいいとか失うものはないからです。

まずは、会社内では「本音で話し合いましょう」と言ってもほとんど無駄だと言うことを知らなければいけません。

本音を伝えるときのコミュニケーション

それでも本音を伝えないといけない時は、不躾なほど剥き出しでなく、細やかに気を配りながらも正直であることが大切だと本書は指摘します。それは人によってはごく自然にできることのようですが、それ以外の人はそのスキルを習得する必要があると言います。

本書が示している、ポイントを書きます。

・私の見方と相手の見方を理解することが円滑なコミュニケーションの第一歩。

・耳の痛い真実を伝えるときほど、長い但し書きは不要。

・ユーモアを交えて伝える。

<コミュニケーションのフィードバックについて>

・自分の行動が他人にどう取られているかを知ることは不可能。推測することはできるが直接聞く方が手っ取り早い。

・他人に改善点を聞くことがいいことが分かっていても、なかなか聞けない(聞かない)。

上司からは本音のコミュニケーションを取れても、部下からはかなり難しいと思います。部下が本音でコミュニケーションを取りたいと思っていること、常日頃、本音のコミュニケーションが取れる環境を作ることは必須条件かと思います。

リーダーは完璧を目指すより自分らしくあるべきだ

本書では、時には涙を流しても良いのではないかと示しています。辛くて涙が堪えられない時はそのまま涙を流すこともあってもいいと言います。

また、自分のプライベートな事情を打ち明けるという選択肢も検討してみてはと問いかけています。幸い、今は仕事とプライベートの境界がぼやけてきていると思うと言います。

現代のリーダーシップは個性や人格に由来するといい、感情を無理に抑え込む必要は無くなるだろうと言います。

いつの日は、職場で涙を流すことは悪いことでも弱さを曝け出すことでもなくなり、単に真実の感情を素直に表しただけだと受け取られるようになるだろう。そのときには、従来はプロフェッショナルらしくないとされてきた感性豊かなタイプの女性が、人間的なリーダーとして認められるようになるかもしれない。そしてこの変化は、後押しすることができる。私たちが今、真実を見つめ、声に出すことで。

今はまだ、日本の会社では泣くという行為が受け入れられていないと思います。ドラマや小説や漫画で泣くと言う行為がたくさん出て来ればそれは社会に受け入れられたと言うことだと思います。

私自身も職場で泣いたことはありますが、それはトイレに行って隠れて泣いていました。多くの人がそう言う選択肢を取ると思います。

泣くと言うことは弱い問うことであり、ひいては感情を仕事に持ち込むめんどくさいやつと言う認識だからです。(泣くシュチュエーションにもよりますが)

まずは私生活から感情を出すようにしてみてはいかがでしょうか?

そしてプライベートなこと。
子供が不登校で困っているとか、親の介護で大変だとか。

昔なら、プライベートを仕事に持ち込まないで!と言われていたところですが、最近は受け入れてくれる土壌ができてきました。

彼氏に振られましたや愛犬が亡くなりました、など微妙なラインではあるものの、そのうち、それらにも配慮がされる時代がやってきそうです。

とはいえ、それに甘え切るようではダメだと思いますし、みんながみんな友好的に接してくれるわけではないと言うことも理解しておく必要があるかなと思います。

最後に

正直、本音でコミュニケーションを取るのは苦手です。我慢をしてしまいます。

それはプライベートでもそうです。そう言う人は、まずは本音を話しやすい場所で本音を話すと言うことをすることから始めればいいかなと思います。

繊細に、ユーモアを持って。私もチャレンジします。

では、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。

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