昨日、久々に「踊る!!さんま御殿」を見ました。昔と全く変わっていなかったのに、面白さが減っていました。自分が成長したと思っておこう。
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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。
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女性管理職のための交流会やります!
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜!
今日は「コピーロボットを作ろうとしていませんか?」です。
はじめに
自分が上司になった時、部下の仕事ぶりに満足できないということはよくある話だと思います。
特に、今までしていたことと同じ仕事で管理職になった時、自分の方が仕事がよくできるに決まっています。だから管理職になったのですから。
そんな時、あなたはどういう行動を取りますか?
仕事を100点に近づけたいと思う時
自分が満足できる仕事がしたい。自分のチームからはいいものを出したい。
そう思うのは社会人としては当然で、歓迎されるべきことです。
そして自然と部下に対する仕事の要求水準が上がるのは当然のことです。
100点を目指すべく、部下の出してきた書類に何度も何度もチェックを入れたりします。そうして出来上がった書類は部下が作成したというよりも、自分が部下の手を使って作成した書類に成り代わっていたりします。
それは部下を育てたのでしょうか?
それは自分のコピーロボットを作ったのでしょうか?
部下がその指摘から成長しようとしているのなら育成です。しかし、上司の言う通りに書類を作ろうとしているのならそれは育成ではないかもしれません。
コピーロボットを作ろうとした話
私がまだ30代前半の時の話です。グループ長になった私は、今までよりもっと質の高い書類を作りたいと思っていました。
そして、その質の高い書類が営業店を通して最終j的にはお客さまのためになると信じていました。
私は部下の出してきた書類に対し、チェックを入れるのが普通になりました。流石に「てにおは」までは直しませんでしたが、そもそもこの書類をなんのために作るのかということから追求しました。
私が覚えている出来事があります。
その時、部下が出してきた書類は悪いものでありませんでした。スムーズに読めましたし、80点の及第点を取れていました。ですが、私は100点を狙いたいがあまり、そもそもこのテーマだと別の視点から書類を作成する方がいいだろうと思ったのです。そして、「部下にこの書類だけど、そもそもなぜこれを書くの?この根底には〇〇という視点があると思うんだけどどう?」と話をして、内容を書き換えてもらいました。
もしかしたら、良い話のように思えるかもしれません。
この時、部下が作った書類は、毎月定期的に営業店に出すニュースレターでした。
さっと読んで捨てられるかもしれない、読んでないかもしれないレターです。重要な書類ではありません。そんなレターにまで細かく注文をつけたのです。
その時の部下の顔は、「はあ」という表情でした。私の方が上司ですし、私が〇〇じゃない?と質問したところで、大きく反発はできません。それくらいなら「はい」と言ってやり直した方が早いと思います。
出てきた書類は私の意向通りでしたが、やらされ感が満載の書類になりました。
私は良かれと思って出した提案でしたが、結果的には全てを100%で行う面倒くさい上司になっていたのかもしれません。
細かく指示を出される話
私がコピーロボットにされそうになった話を書きます。
まずは細かい指摘をされてやる気が失せた話です。
それは契約に匹敵するくらい大切な書類でした。私はその書類を作るのに慣れてはおらず、1から見様見真似で書いていました。
そして一応の出来上がりを見せました。そこまでは良かったのです。
指摘のある箇所を修正して出すと、また次の指摘がはいり、それを修正して出すとまた次の指摘が入ります。
その度に「こっちの方が分かりやすいと思うんだけど」と言われるのですが、終盤になるにつれて私にはどちらも同じレベルとしか思えない内容になってきました。
そして私が提案して修正した場所は、必ずと言っていいほど修正が入るのです。
それならもう私が書く必要はありません。私の文章ではないからです。どうせ書いても修正させるのなら適当でいいや、そう思ってしまいました。
次に、考え方を押し付けられたと感じたお話を書きます。
ある契約に関して、「〇という部分を分かりやすく△に修正する案が出ているのだけどどう?」と聞かれました。その修正箇所は「今更それを指摘するの?」と思うぐらいその契約の根幹に関わる部分でした。それに私は○でも△でもあまり大差ないのかなと思いました。また、修正するならお客様への確認も必要で、結構ややこしそうでした。
そう言ったことも踏まえ、私が自発的に変えるのは嫌だと思い、「それが会社の方針であれば従うので、方針を決めて欲しい」とお願いしました。
すると、「会社の方針ではなく、△の方が分かりやすいからです」と返ってきました。そして参考にこのサイトを見てくださいとサイトのリンクを送ってきました。
そのサイトを見たところ、△の案に似ている方が多いけれど、○の案に似ているのもありました。そして、もしそこまでこだわるのなら最後までこだわりたいと思い、△の案に対してさらに改善を加えた自分の思う意見を理由も記載して述べました。
ここまでのやり取りは全てチャットで行いました。
そして、実際にオンラインで面談した時に、私が出した△の改善案の理由に対して、「変えるとなると、お客さまに連絡しないといけないし、面倒くさいのかなと思って。文面では意味が分からなくて、今説明されて初めて意味が分かりました。でも、そんな風に受け取れないけど?」と質問されました。
私が感じたことに対して、「私はそう感じないけど、あなたも本当はそう感じないんじゃない?それって変更したくないだけの言いがかりじゃない?」というニュアンスで質問されたところで、私の感じ方が変わるわけではありません。それに変更したくないとは一言も言っていません。それが会社の決定ならそれに従いますと言っているのです。仕事なんて、鶴の一声で面倒くさくなるものだということぐらい私には分かっています。ですが、そういう風に疑われたら私はどうすることもできません。
「そちらが決められるのならそれに従います。私の意見を聞かれるのなら先に述べた通りです」とお話ししました。
結局元の○案に収まりました。
これは、最終的に決裁権限が誰にあるのかが不明瞭なまま、ことを進めてしまっているのが問題点としてあります。そしてチャットで会話しているため、細かいニュアンスが読み取れないという問題点も孕んでいると思います。
最後に
人は自分の意見が何度も修正されると、その上司と同じ思考になろうとコピーロボットになろうとするか、もしくは自分の頭を動かさない作業ロボットになってしまいます。
そう言った人を作りたいのであれば、その関わりで良いと思いますが、そうではないのであれば、及第点の時には目を瞑る必要もあると思います。
私は部下への対応をした後からコピーロボットを量産しないように気をつけようと思いましたし、コピーロボット化されようとしていることに関しては嫌な気持ちになります。
特に、中堅やベテラン社員への関わり方には注意してください。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
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