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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。
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女性管理職のための交流会やります!
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜!
今日は「「女性としての意見」を期待されることの恐怖」です。
はじめに
大学のゼミの後輩の女性(30歳くらい)がこんな話をしてくれました。
「5年いた部署を転勤になったのも女性活躍推進の一環だと思ってるんです。その部署で「女性の意見は?」と聞かれるのがすごく嫌で」
彼女の会社は男性優位の会社のようで、女性の管理職が少ないそうです。少し前に外部から女性の監査役を迎えたところ、もっと女性を登用すべきとの言葉があったようで、一気に女性登用の動きが増えたと言っていました。
彼女は戦々恐々としていました。
これから男性と同じように働かなければならないことへの不安をずっと抱えていたようです。
そして、女性が少ない部署への転勤をして「女性の意見」を求められる。その恐怖とも戦っていました。
前置きが長くなりましたが、今日も『女性が管理職になったら読む本』ギンカ・トーゲル著からヒントを得て書きます。
会社で活躍する女性が少ないという悪循環
一般的に、ある組織における属性の割合が15%を下回っているとき、その少数派に位置する人たちのことを「トークン」と呼びます。トークンとは「象徴」や「目につきやすいもの」「目立つもの」という意味です。
チーム(部署)内で、女性比率が15%を下回り、女性が「トークン」として扱われる場合、どんな問題が起こるのでしょうか?
例えば、あるチーム(部署)に10人所属していたとして、そのうち1人が女性だったとしてみてください。トークンである彼女が何か発言すると周りの男性は「これは女性の考え方だ」「これは女性の振る舞いだ」と捉えてしまいます。
もちろん、女性の意見もさまざまで、全く違う意見を持つ人がいるにもかかわらずです。
ですが、女性が「トークン」だとそういう事実は忘れられ、女性とはこういうものだという誤解をします。
「トークン」となる女性も自分が女性を代表していることへのプレッシャーを感じます。その結果、過度に慎重な言動を取ることに繋がります。
ジェンダー・クウォーター制
ジェンダークウォーター制をご存知ですか?前にも一度書きましたが、女性比率を30%にするという取り組みです。
これには理由があります。35%がティッピングポイント(臨界点)なのです。
・15% トークン 象徴
その女性の意見が一般的な女性の意見となる
・25% マイノリティ 少数派
女性も一人一人異なるということが認識される
・35% ティッピング・ポイント 臨界点
少数派・多数派関係なく一人の個として捉えられる
組織を作る場合、「トークン」がいる状態を避けるべきだと本書は言っています。むしろチームのパフォーマンスを下げてしまうことがあります。
感想
「トークン」になったことがある人は多いと思います。
性別だけではなく、職種や出身地、出身校さまざまなことが考えられます。
私は関西人ですので東京でもミーティングに行くと関西人としてトークンになったりします。
私は銀行員時代、従業員組合の執行委員を3年間やっていました。
当時、15人ほどいる執行委員は男性ばかりでした。私の2つ上の先輩が女性で初めて執行委員になりました(6%)。先輩が執行委員になった翌年に私が執行委員になりました。女性が2人になりました(13%)。これでもまだトークンですね。
私のもう一つのトークンの経験は、執行委員15人のうち14人が営業課職員で、私1人が業務課職員だったということです。「業務課の意見はどう?」と聞かれると、業務課500人くらいの意見を一身に背負ったつもりで意見を言っていました。
執行委員を依頼された時、「女性の観点や業務課の観点からたくさん意見を言ってほしい」と言われたので、かなり頑張って、いつもよりはっきりめに主張していたと思います。
そうした私を見て女性の先輩から「はっきり沢山意見を言うのね〜、まあそれもいいと思うよ」と言われたことがあります。今、振り返れば必要以上に私の属性を守るような発言をしていたのかもしれないなと思います。
気負いすぎてそういう弊害もあるかもしれませんね。
当時は真面目で責任感と正義感が強すぎて、負担になっていると分かっていませんでした。もしかしたら、あなたの周りにおられるトークンも知らず知らずのうちにいつもと違う言動をしているのかもしれません。
最後に
知っていてほしいのは、トークンになった場合、自分の個性であるにもかかわらず、一般化されることの恐ろしさです。
そして、もしかしたらトークンに該当する方はいつもと違う言動をしているのかもしれないという配慮を持ってもらえるといいのかなと思います。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
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