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女性管理職の誕生を阻む要因

大学のゼミのOBOG会なるものがあって、副会長に就任しました。ゼミ生は33期生までいて、私は6期なのです。ゼミの活動は熱心ではなく部活の休憩タイムぐらいにしか思っていなかった私がお願いされるとは分からないものです。

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女性管理職のための交流会やります!
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜!

・9月23日(土・祝)14:00〜大阪西梅田

 

 

今日は「女性管理職の誕生を阻む要因」です。

はじめに

今日も『女性が管理職になったら読む本』ギンカ・トーゲル著を参考に書いていきます。

ガラスの天井以前の問題

まずはちょっとおさらいを兼ねたお話から。

『ガラスの天井』ってご存じですか?「経営陣の座というコールが目前に見えていながらそこにたどり着けない」という女性のキャリアのもどかしさを表した表現です。

実はこの言葉は女性のキャリアを正しく表していないといいます。経営陣の座が見えてから進めないのではなく、キャリア初期から目に見えない進みづらさがあると。

男性と女性で与えられる仕事が違ったり、仕事が同じでもお給料が違ったり。私が新入社員のころはそうでした。

また、上司がスキルや性格に関わらず男性と一緒に仕事をしたいという思いを持っていたり、男性は出世させてあげないと大黒柱になるのだからという温情があったりと、無意識の性別のバイアス(偏見)があります。

こういう就職した時点での性別による差を無視してはいけないというのです。こうしたことを指して本書では『キャリアの迷路』と表現しています。

まずは、ジェンダー・バイアスが女性管理職の誕生を阻む要因になります。

女性には自信がない

女性管理職の誕生を阻むもう一つの要因として「女性特有の自信の低さ」があります。

あるアメリカの会社が行った社内調査によると、社内公募があった時、男性は要求水準の60%しか満たしていなくても応募しようとしたのに対し、女性は要求水準を完璧に満たしていないと応募をためらう傾向があるとのことでした。

イギリスのある会社では、人事考課目標を達成した女性の数は男性より多かったにもかかわらず、女性は昇進に手を上げようとしないという調査結果が出ました。

なぜ自信がないのか?

女性特有の自信の低さは「周りから拒絶されるかもしれない」という心配からきているそうです。

男性は「とりあえずやってみた、うまくいかなかったそれが何か?」と考えているそうです。
*今の日本の若者は失敗することを恐れている人が多いような気がしています

もう一つ、「自己宣伝ばかりしているとかえって自分の評価にマイナスに働くのではないか」という心配もあり、これは女性特有の自己抑制的な気質からきているそうです。

女性は「自ら声に出して主張しなくても、成し遂げた成果そのものが自分を宣伝してくれる」」と思い込む傾向にあるそうです。
*めちゃくちゃ分かる!!

ジェンダー学を研究しているかたも、「多くの女性が『自分自身の正当な欲求のままに行動し、正当な権利を主張することは自己中心的だ』と考えており、これを避ける傾向にある」と指摘しているそうです。

感想

ジェンダーバイアスの事は今までも書いてきました。

今回の自身の低さは「詐欺師症候群」に近いと思います。

詐欺師症候群とは「客観的に高い評価を得ても、自分の実力が内面的に肯定できないため素直にそうした称賛を受け入れることができず、むしろ詐欺師のように周囲をだましてしまう感覚に陥ってしまう」ことを指します。

私は典型的な詐欺師症候群でした。

そうしていると周りから目立つことはなく、謙虚な子で、男性を脅かさないとおもってもらえるだろうという心理が働いたからだと思います。

これを突破するには周囲を気にしない力というものを育てないといけないなと思います。

それには自分のやることに集中して周囲を気にしないという時間を増やしていくという、日々のコツコツとした積み重ねが大切なのかなと思います。

最後に

女性の全員がそういう特徴を持っているわけではなく、女性が持ちやすい特徴だということです。

やはりどこかで女性は男性より弱いとか、男性は女性を守るもの(だからリーダーは無理)というような意識があるのだと思います。私もまだまだ数多くのジェンダーバイアスに囚われています。

女性でも男性でも関係なく、人はだれしも弱い一面はあるし、守り守られるものだということを再認識しようとおもいました。

性別ではなく、「人(個)」として捉えることができるようになりたいなと思います。

それでは、今日もお読みいただきありがとうございました!!

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