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村木さんが後輩に勧めていることその① 〜元厚労省事務次官 村木厚子さんの講演会より〜

昨日は兵庫県加古川市ひとり親家庭応援イベントを開催しました!昨年参加していた男女共同参画の勉強会でプレゼンに勝った企画で、当時の参加者で実施しました。来場者44名という盛況な会になって一安心。これからじゃ市民団体かこっこの一員としてぼちぼちとお手伝いしていきます。

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【女性管理職のための交流会】開催予定
話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。

・4月13日(日) 女性管理職のためのほっとする交流会 in 大阪
太陽の塔カフェというインスタ映えしそうなお店で開催します!行くのが楽しみです。

 

 

今日は「村木さんが後輩に勧めていることその① 〜元厚労省事務次官 村木厚子さんの講演会より〜」です。

はじめに

昨日に引き続き、元厚生労働省事務次官(キャリアと呼ばれる高級官僚の中でも最高位のポスト)の村木厚子さんの講演会よりシェアを行います。

昨日の記事はこちら↓

a-lot-of-flowers.hatenablog.com

 

新しいことをするチャンスをもらったら引き受ける

突然ですが質問です。スペシャリストとゼネラリスト、どちらになりたいですか?

私はスペシャリストがいいなと思っていました。理由はその方が会社内で自分の居場所を作るのが楽そうだからです。
〇〇のことについては社内で一番知っているというポジションは自分の地位を確立してくれるような気がしていました。会社や周りの役に立っていると思え、自信をくれるからです。

村木さんは、講演の中でこんなことを話されました。

専門を持ちながら他の仕事をやった方がいいですよ。同じ分野は足し算だけれど、違う分野は掛け算になるから

例えばこういうことです。

専門であるAの仕事のスキルが7とします。

専門外のBの仕事のスキルは2

専門外のCの仕事のスキルは1

足すと10なのですが、専門のスキルの7に専門外の分野の数をかけられると言います。ですのでこの方のスキルは7(専門のスキル)✖️3(分野の数)=21です。

これを村木さんは上司から教えてもらったそうです。

これを聞いて私は「なんとなくわかるかも」と思いました。ある一つの分野でも一旦7まで伸ばしてしまうと、別の分野も7までの理解は速くなると思います。おそらくは、流用できる何か(思考法とか仕事への取り組み方)とかがあるんだと思います。

私は結局、スペシャリストへの道には行かなかったのですが、もしスペシャリストの道に行っていたら、40代後半になってからとても迷いが出たと思います。
違うことをさせてもらうことで、仕事の捉え方も変わりましたし、大変でしたが、良いことも多かったなと実感しています。

昇進をオファーされたら

村木さん自信、事務次官というお話をもらった時、無理ですという言葉が喉元まで出かかったと言います。ですが、それまで後輩たちに昇進をオファーされたら受けた方がいいよと言ってきたので、ここで受けなくてどうすると思ったそうです。

結果、このようにおっしゃっていました。

「良い時間だったかどうかは分からないけれど、厚生労働省において女性事務次官の2人目が出たというのは事実です」

ネットワークを作る

職場内のネットワークはもちろんのこと、社外のネットワークを大切にしてくださいとおっしゃっていました。

男女雇用均等法ができた当時、何から始めたらいいのか分からない企業が多く、女性を人事部に配属するということが流行ったそうです。

そして、男女雇用機会均等法について話合うグループができたとき、厚生労働省にいた村木さんにも参加しないか?と声がかかったそう。

参加した時に繋がったメンバーとは今でも交流があるとおっしゃっていました。

同じような悩みを抱えて、集まった社外のメンバーは問題意識も目的意識も同じでとてもいい刺激になるとおもに、仲間意識や連帯感もできたんだろうなと思います。

このような仕事上の社外のネットワークがあると、困った時に相談ができてとても有意義ではないかと思います。
*私たちの女性管理職のためのコミュニティもそんなネットワークが作れます。(宣伝)

「文句」と「提案」の違い

会社で働いていたらいろいろと思うところはあると思います。

村木さんは文句を言ってもいいですが、自分の足元の仕事をしっかりやってから発言をしなさいと言っていました。

自分の仕事をやっていなくて発言することは文句になるが、自分の仕事をしっかりやって発言することは提案になる。

これは私も同意見です。私自身、もしかしたら自分の言い分を聞いてもらうために一生懸命仕事をしてきたのかなと思ったりします。

最後に

うっすら感じていたけれど言語化できていない、そういう機微をすくいとったお話が多かった印象です。

やはり、国の中枢で素晴らしい方々と働いてきた方の考察は深くてとても参考になるなと思いました。

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

また明日も楽しみにしていてください。

話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。

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・3月27日(水)  20:30~

・4月14日(日)   9:30〜

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