自分なりに成長している　〜元厚労省事務次官　村木厚子さんの講演会より〜

昨日、IKEAに行ってきました。安くて可愛い商品がいっぱいあって、あれもこれもと見ているうちに時間があっという間に過ぎて、危うく次の予定に間に合わないかと思いました。楽しかった！

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【女性管理職のための交流会】開催予定
話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。

・４月１３日（日）　女性管理職のためのほっとする交流会 in 大阪
 太陽の塔カフェというインスタ映えしそうなお店で開催します！行くのが楽しみです。

今日は「自分なりに成長している　〜元厚労省事務次官　村木厚子さんの講演会より〜」です。

はじめに
他人に話す、人に教える
今ならいい係長になれるのに
最後に

はじめに

昨日、村木厚子さんの「女性リーダーに求められる力」という講演会に行ってきました。村木さんは厚生労働省において、女性で2人目の厚生労働事務次官（キャリアと呼ばれる高級官僚の中でも最高位のポスト）を務められた方です。

＜経歴＞

1978年労働省（現厚生労働省）入省。女性政策、障がい者政策、こども政策などに携わる。2009年、郵便不正事件で郵便公文書偽造等の罪に問われ、逮捕、起訴されるも、10年無罪が確定、復職。2013年から2015年まで厚生労働事務次官。

退官後は民間企業の社外取締役や累犯障害者の支援や、生きづらさを抱える若年女性を支援する活動にも携わっている。

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一時期、ワイドショーでこの事件をよく取り上げていたのでご存知の方も多いと思います。164日間の勾留をされ、検察官が証拠隠滅等をして問題になって事件でもあります。

そんなとてつもない苦しい経験をされた村木さんの印象は、とてもソフトま雰囲気の方で裏表がなさそうだなという感じでした。話し始めるとソフトな声で笑いを呼ぶようなユーモアのあるお話でした。1時間があっという間でした。数回にわたってシェアしたいと思います

他人に話す、人に教える

人に教える時に自分の理解のレベルが上がるとお話しされていました。特に自分の仕事を自分の専門分野以外の人に説明することをお勧めされていました。

理解しているような気になっても、実際説明するとなるともう一度自分の中で内容を咀嚼して組み立て直し、自分の言葉で伝える必要があるからだと思います。

私の体験ですが、30歳の時に本部の研修チームに配属され、そこから電話の問い合わせ対応や研修で他人に説明する機会が増えました。他人に説明するという前提に立って理解をしようとするとより真剣に話を聞くことになります。

そして、何度も説明しているうち端的でわかりやすい説明方法を見つけ説明が上手くなってきました。

ただ、一つ注意点が、研修等で他人に説明するスキルと、営業で他人に説明するスキルは似て非なるスキルだなと思います。両方とも上手くなれば自分のレベルがまた一段と上がるなと思いました。

今ならいい係長になれるのに

村木さんはこう思ったと言います。

「係長になった時、今ならいい係員になれるのに。課長の時、今なら良い係長になれるのに」

そう思った時に、「あ、自分はあの時の自分より成長している」と思ったそうです。

人と比べると落ち込むことが多いですが、自分なりに成長していることを発見できた時から自分に自信が持てるようになったと言います。

自分に自信を持つことは女性は苦手な人が多いと言います。

私もなかなか自分に自信が持てませんでした。他人と比較しては落ち込んでばかりいました。他人と比較すると自分の不足しか見えなくなります。仮に他人と比較していいところが見つかったとしても、また別の違う人と比較して、やっぱりダメだと思ってしまう。そんなことに繰り返しで、よかったことなんて一つもありませんでした。

それなら、1年前の自分と比較してできたことを探す方がよっぽど健全だなと思います。

仮に、他人と比較する必要がある場合は、特定の誰かと比較するのではなくて、比較対象を多くの人にするのがいいかなと思います。そうすることで自分の得意が見つかりやすくなると思います。

くれぐれも狭い範囲での比較はやめておかれた方がいいと思います。