女性管理職のためのBlog

女性管理職のためのコミュニティを運営しています

「夫婦別姓」に経済界が動く

今日の空はグレーですね。そのせいか、うだうだしがちです。(お天気のせいにしておこう笑)

\ブログ訪問ありがとうございます♪/

女性管理職の方々に『癒し』『笑い』『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。


◆コミュニティ紹介記事はこちら⇩

a-lot-of-flowers.hatenablog.com


◆HPはこちら
 
◆メルマガ登録はこちら

 

【女性管理職のための交流会】開催予定
話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。

・2月18日(日) 10:00〜 オンラインにて

 

今日は「夫婦別姓」に経済界が動く」です。

はじめに

夫婦別姓の話は以前からありましたが、進んでいるような進んでいないような状況が続いているなという印象でした。

ですが、今回、経済界が動いたとなるとこれは期待できるかな。やっとかという気もしますが。

2月3日付の毎日新聞の記事から引用してお届けします。

世界には通用しない

「国際的に活躍される方のキャリア形成の阻害要因となっている。海外の訪問先でアイデンティティー(本人証明)が一致せず、締め出されることもある」

外資系企業で働いていた女性の事例はこちら

転職前の外資系企業では旧姓を使用していた。ところが、給与明細など戸籍名を記した書類が届くと外国人の上司は「これは誰だ?」と混乱した。女性は「日本の上司であれば『それは夫の名字です』と説明すれば早いが、夫婦別姓制度のある外国人の上司だと理解が追いつかない。何度も確認されることになり、疲れ果てた」と振り返る。

これらは容易に想像ができる内容だと思います。

夫婦別姓という制度を知らない外国人にすれば、信じられない事でなかなか覚えられないということも理解できます。

同一人物だという証明

「名前が一致していれば同一人物の可能性がある」
「名前が一致していないと別人だ」

インターネットで名前で検索すれば過去の実績がわかる現代。
今後は転職やパラレルワークが増えてくることを考えれば、婚姻で姓が変わった人の人生をどのように「一人の人間のストーリー」として残すことができるのかというのは大切な課題になってくると思います。

インターネットの普及前や女性は家を支える存在と考えられていた時代とは全く違うということを想像できないんだろうなと思います。

また、会社には日本人しかいないとか、一つの会社で定年まで勤め上げていた時代であれば理解も容易かったと思いますが、その世界観に戻るということは考えられません。

これまでの変遷

・1898年(明治31年)「家」WO基本単位とする戸籍制度とともに、旧民法で「妻は婚姻によりて夫の家に入る」と定められた。

・1947年に家制度は廃止。夫婦同姓制度は存続。「結婚改正に反対する会」結成(市川房枝さんも賛同人として署名)

2015年12月16日、最高裁判所は「夫婦は同姓」と定めた民法の規定が憲法に反しない、すなわち合憲であるとの判断を下した。

2017年9月から裁判官や検察官の旧姓使用が開始。

・2019 年11月、住民票・マイナンバーカード・印鑑登録証明書への旧氏(きゅううじ)併記制度開始。(ちなみにシステム改修に175億円)

・2024年1月17日、経団連から「選択的夫婦別姓」の早期実現を訴える。

※日本は世界で唯一の夫婦同姓の国だそうです。

選択的夫婦別姓を実現するには民法の変更が必要だということですね。

77年前から夫婦同姓の反対への活動をしている人たちがいて、その要望が日増しに大きくなってきているのも実感しますし、何より結婚改正への不利益が大きくなってきたという印象もあります。

(円が強い時代であれば外資系企業に買収されるなんてことは起こらなかったのにね)

また、離婚が増えたことで名字が変われば離婚したということが公になってしまったり、親の都合で苗字が変わる子供さんも増えたのではないでしょうか?

それもまたセンシティブな話です。

反対派の意見

・夫婦同棲が日本社会に定着した制度であること

・姓は個人の自由の問題ではなく、公的制度の問題であること

・伝統的な家族制度の崩壊につながりかねない

・子どもへの悪影響が懸念される

・旧姓の通称使用が可能であれば問題ない

こんな感じでしょうか。

「イエ」制度をいつまで大切にするかということだと思います。

最後に

家事・育児・介護が女性に偏らないようにするためにも別姓がいいのかもしれません。特に介護。一昔前の、「妻が両親の介護をしてくれたので頭が上がりません」というような美談は、まもなく美談ではなくなりそうな感じです。

イエ制度を薄くしていくことがこれからの社会に必要な事ではないかなと思います。

今日はちょっと難しい内容でした!

最後までお読みいただきありがとうございました。

話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。

◆HPはこちら
◆コミュニティ説明動画はこちら

説明会もやっています。
2024年2月の説明会の予定

・2月10日(土)   9:15〜

・2月16日(金)  20:30~

◆お申し込みはこちら
個別相談会は随時開催中

**************

女性管理職のためのコミュニティ
A lot of flowers 

HP:https://www.reservestock.jp/page/index/47293

**************