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女性が社会的に成功する難しさ

7年前に思い切った kay me(ケイミー)のスーツを手放すことにしました。銀行では次長・支店長時代に愛用していました。ジャージ素材で家でも洗濯できて、フレアスカートが可愛くてお気に入りでした。ジャケットだけでも残そうかと思ったのですが、なんだか違う気がして……。今までありがとう!

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今日は「女性が社会的に成功する難しさ」です。

はじめに

ネットでこんなイラストを見つけました。

めちゃくちゃわかりやすい!と思いました。今年最後のブログでは女性が会社で出世することの難しさを振り返りながら書いていこうと思います。

 

女性だけ障害物競争

イラストでは、男性の前には障害物が何もないにも関わらず、女性の前にはあらゆる家事が障害となって存在します。ここに子育ても入ってくるでしょう。

多くの女性は男性と異なり、多くのやるべきことに時間を取られつつ、仕事も男性と同じかそれ以上にしないといけないということを意味しています。

まずは、家庭と仕事の両立という面だけにおいても、こんなにも不平等であるということを知らなければいけません。

働く女性はこの障害をどうやったら減らせるか、機械に頼るのか、お手伝いさんに頼るのか、夫に頼るのか、方法はなんでもいいのですがまずは家事を減らすことに尽力しないといけません。

男性は、自分の前に障害物を設置された時に文句を言わないようにしないといけません。「自分の方が給料を高いんだから」という言葉も、それは能力の差ではなく男性だからという側面もあるのかもしれないという意識を持たないといけないと思います。

男女ともに同じように稼げる方が、多くの家庭や女性にとってメリットが多いと思います。特に女性の貧困が問題となっている日本では、その時に夫の方が給料が多いからと働くことを辞めてしまわないようにしない方がいいと思います。

例外ももちろんあります

少しステレオタイプなこのイラストには当てはまらない方も多いと思いますし。もしかしたら気分を害された人もいるかもしれません。

私は一人暮らしをしながらで働いていたので、家事といっても自分の分だけでした。男性の一人暮らしとほぼ同じ条件です。イラストの通りではありません。

男性でも家事を担っている人はこのイラストの通りではありません。

両親と同居して家事の大半を頼っている方もこのイラストの通りではないかもしれません。

単純に仕事だけのことを考えてればいいという環境というのは、子供のことや家事のこと等を考えている人と比較すると障害が少ないということです。

ただし、障害がないからという理由で、残業時間が多いということもあると思います。

ジェンダー・バイアスについて

障害は家事だけではありません。

人々の意識にあるジェンダー・バイアス(性別による役割分担)というものもそうです。

管理職は男性がなるべきだ、女性より男性の方が稼ぎが多くてはならない、女性の上司はヒステリックだという誤った思いこみも女性が社会的に成功する難しさの一因になります。

特に、その会社の女性管理職のトップの地位あたりにいる方は、マイノリティになりやすく(その団体の3割以下だとマイノリティになります)、意見が発しづらいという傾向にあります。

性差について

持って生まれたり環境によって育てられる性差というものもあります。男性・女性とはっきり分かれるものではなく、グラデーションとして存在するのですが、そういう傾向があるということを知っておいてもいいと思います。

女性の方が、自分の能力を過小評価しやすい

女性の方が、遠慮深い(周りに合わせがち)

女性は男性のサポート役を好みがち

こういう特性を知った上で、女性を常に正当に評価し、励まし続ける必要があります。

まとめ

家庭的な環境、社会の性別による役割分担、持って生まれた得意な性差等が複雑に絡み合って、女性の障害物として目の前に見えるもの・見えないものとして立ちはだかっています。

物理的な環境を変えるのが一番簡単なので、まずが家庭内での男女の負担平等から手をつけて欲しいなと思います。

そうすることで、ジェンダー・バイアスが緩みやすくなり、そうなるとより個性が見えてくるので、男性・女性という2分割ではなく、個人個人に合わせた対応ができるようになるのではないかと思います。

教育の現場では出席番号が男女混合になったり、ランドセルが自由に選べたりしています。中高も制服がスカートとズボンとが選べるようになりました。男性もメイクをするようになり、どんどん時代は個人の好きなものを追求できるようになっています。

会社でも、男女の差を減って、個々人の差が増えてくればいいのになと思います。

最後に

今年は男女共同参画の勉強を行い、なせ女性が会社で息苦しいのかという理由が少し紐解けたと思います。

また来年も、いろんな文献を参考にしつつ、感じたことを書いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

では、良いお年をお迎えくださいませ。

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