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男尊女卑依存症社会

今日も日本シリーズなのですが、うちの家の阪神ファンがテレビで試合をかけません。昨日も21時までおあずけでした。怖すぎて見れないそうです。まだ2勝2敗、怖くなるの早すぎる。

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今日は「男尊女卑依存症社会」です。

はじめに

毎日新聞10月20日の朝刊の記事から。

精神保健福祉士の斉藤章佳さんのインタビュー記事です。今年「男尊女卑依存症社会」という本を出版されているそうです。

早速、見ていきます。

アルコール依存症になるライプ

アルコール依存症の男性患者のほとんどがワーカホリック(仕事中毒)だと気が付いた。
「休日出勤や残業によって無理に会社の期待に応えようとする人たちが、仕事の付き合いの延長で、もしくは仕事の辛さを麻痺させるために『お酒の沼』にはまっていくのが典型です」

心当たりはありますか?

私が会社員時代、毎日毎日飲みに行く方が何人もいました。

私も週に3日ぐらい付き合っていたことがありますが、振り返ればしんどかった。その頃は、私も仕事が忙しく常に疲れていたという事もあって、その飲み会の疲れが響いているとは全く感じませんでした。

今、健康的な生活ができるようになるとしんどかったんだなと分かりますが、そうでないと全く分からないところが怖いなと思います。自分で気付けないのですから。

その数年後に配属されたある部署では、毎日飲みに行くチームがありました。そこのチームリーダーが飲むのが好きで21時や22時に仕事を終えては飲みに行ってました。

毎日誘われるようになると、必然的にそのチームの飲みに行く回数は多くなり、それとともにお酒も深くなっていきました。もちろん翌朝に響き・・・。

私はそれを数回、咎めたことがありました。

その時の上司は「それぐらい大目に見てやれ。ストレスが多くて飲まないとやってられないんやろ」と言ってきました。

私はその時。価値観が違いすぎて正論を言ってもダメだと思い、それ以上何も言いませんでした。

健康にも支障をきたし、頭の働きも悪くなり、疲れも取れない。ただストレスを麻痺させるためだけのお酒。負のスパイラルだと分かっていてもやめられない、分かっていても容認する。それが日本の社会だなと思います。そしてそのうちの何%かはアルコール依存症という沼にはまっていく。

記事に事例通りのケースは自分の近くにあったことがわかります。

そういう観点で考えれば、コロナで飲みに行けなくなって、良かったのかもしれません。

勝たなければ男じゃない

「スポーツで、監督やコーチから『男だろ!』を葉っぱをかける場面をよく見かけますよね。〜中略〜 男は競争に勝って初めて『男』になるのだと、子どもの頃から刷り込まれ、私たちはそれを当たり前だと思っているのです」

男の人は就職後は収入が多いかどうか、仕事ができるかどうかで「男の価値」が決まると思っている。学生の時にはスポーツ、学業、趣味等、さまざまあり、勝てる要素が多かったのに、社会人になると収入だけの尺度になり、勝つことが狭き門になる、と書いています。

「勝つ」ことにこだわる理由は幸せな人生を生きるためという前提が抜け落ちているのが問題だと思います。人生はお金をたくさん集めるゲームではなくて、例えばどれだけ幸せでいられたか、どれだけ貢献できたか、どれだけ成長できたかという、個々人それぞれ全く違うゲームだったらいいのになと思いました。

話は変わって、子どもに対して、怪我した時「泣かないの男の子でしょ」と言ってい流人が多かったと思います。

痛みは堪えないといけないというのも子どもの頃に植え付けられているのだとしたら。精神的な痛みを痛いといえない代わりにアルコールに逃げるということも考えられそうです。

家庭内暴力と男尊女卑

警察庁によると、家庭内暴力(DV)の加害者の7割超は男性だ。それまで相談に応じたのも、医者や弁護士、大企業の社員などエリートと言われる男性たち。話を聞くと、いずれも「男尊女卑の権化のような人」ばかり。仕事中心の考え方で女性を見下している傾向が強く伺えたという。

本人が男尊女卑と思っていなくても、生まれ育った環境が現代社会において男尊女卑に当てはまる場合、知らず知らずのうちに男尊女卑をしてしまっていると言う難しい問題があると思います。

いわゆるジェンダー・バイアスです。

昔の価値観をアップデートできない理由には、昔の価値観の方が自分にとって都合がいいとか、周りに昔の価値観の人が多くてズレてることに気付いていないとか、仕事ばかりしすぎて世間の流れを知らないとか、色々理由はあると思います。

ダメだと思っていても、職場で我慢しすぎてその影響が自分より弱い人にいってしまうと言うこともあると思います。

変えるべきはその人の考え方です。

「夫婦は本来対等であるべきなのに、競争に勝つことが全てだと思う男性は家庭内でも上下関係を作りたがり、妻を支配下に置こうとするんです」

依存症を減らすには

斉藤さんは「男性は仕事と共に、女性は家庭内のケア労働を共に依存症になりやすい。『男性は仕事』『女性は家庭』と言う『性別役割分業』を変え、協働するようになれば、依存症患者も減っている可能性があります」と言う。

私の意見ですが、単純に性別役割分業を変えると言うのではなく、上下関係のない人間関係の構築が最も重要だと思っています。

私は、体育会系で育ってきて、上下関係をしっかり守る人間でした。それが会社員時代はとてもプラスに働いたと思います。

ですが、時代が進んでいまは、フラットな人間関係を築ける人が必要とされています。

上下関係の人間関係に慣れた人からすると、世界が変わるぐらいにパラダイムシフトだと思います。それぐらい大変だとは思うのですが、フラットな関係を築けるように取り組む必要はあると思います。

それが、『性別役割分業』や依存症を減らす近道ではないかと思うのです。

最後に

私の9月末から10月のテーマが、「上下関係を無くしてフラットな人間関係を作る」でした。

様々なところ方ヒントを得て、いろんなワークを考案し、取り組んできました。

だいぶんとフラットになりつつありますが、やはり会社では上下関係を使うことが多く。ゼロにする必要はないと思っていますが、本当に嫌なことに対してはNOをいえる力を持っておきたいと思います。

では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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