10月28日の講座の資料が仕上がりました!今できることはしっかり入れられたので、一旦満足です。本当、現役の時に聞きたかった〜。
10月28日(土)兵庫県西宮市で女性管理職向けの講座を開催します。
職場での目に見えない女性の辛さを解明します。まだまだお席があるので、ご都合がつけばぜひお越しください。
申し込みは電話orこちらから
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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。
◆コミュニティ紹介記事はこちら⇩
a-lot-of-flowers.hatenablog.com
女性管理職のための交流会を開催しています
話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。
今日は「スーパーママ神話ーLEAN INー」です。
はじめに
今日も、10年前、2013年に発売された『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』シェリル・サンドバーグ著を参考に書いていきたいと思います。
シェリル・サンドバーグさんは当時、FacebookのCOOでタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれています。
ポイントをギュギュギュっと絞って書いていきます。
今日は子育てとの両立です。これも経験がないので、本を見ながら書いていきます。
家庭と子育てと仕事を両立している人はほんと信じられません!
私は一つに集中したい不器用な人間なので両立は到底できなかったと思います。
すべてを手に入れることはできない
すべてを手に入れるーそんな望みを抱くのは、女性にとって危険な罠である。この言葉は、夢を持たせるために発せられるのかもしれないが、実際には欲求不満を募らせる。〜中略〜
そもその「すべてを手に入れる」ことは経済学の基本にも常識にも反する。
「すべてが手に入るか」と問うよりも「すべてをこなせるか」を問うほうが、まだしも現実的かもしれない。しかしここでも、答えはノーである。
女優兼脚本家のティナ・フェイは「女性に対する一番失礼な質問はなんだと思う? 〜中略〜 最悪なのは、どうやって全部こなしているのか、という質問よ。いろんな人がしょっちゅうこの質問をする。明らかに非難の色を目に浮かべて。あなたは家庭のことをほったらかしにしているに違いない、とその目は語っている」
仕事場では、家事や育児の負担の少ない男性の同僚と自分を比べる。家庭では、専業主婦と自分を比べる。その上、世間がら「あなたはもっと頑張らなければいけない」とか「あなたは失格だ」と言われるのでは、まさに傷口に塩を塗られるようなものだ。
この章では、冒頭の大半の部分を、「すべてを手に入れようとするな」というメッセージで溢れています。あの手この手を使って多角的にそれを咎めています。
そうでもしないと、ママは無意識に全てを手に入れようとするのだと思います。
やっぱり全てをこなすことなんてできないんです。それなのにどうして全てを手に入れようとするんでしょうね。
巷にある女性誌は、時間管理術とか両立の仕方とかいろんなアドバイスをくれます。
でも本当にアドバイスしないといけないことは「全てを手に入れることは諦める」ということなのではないのかなと思います。
女性解放運動の敵
女性運動家のグロリア・スタイネムは「すべてをやってのけるなんて無理。フルタイムの仕事を二つこなせる人は一人もいない。仕事をし、子育てをして、3度3度の食事を手作りする・・・そんなスーパーウーマンは、女性解放運動の敵と言わざるを得ない」
できすぎる女性は女性の敵になるということを知っておかなければいけないと思います。男性並みに働いて、地位を確立してきた女性は、現代の女性にしたら敵なのです。
15歳も歳が違えば、敵になりうる。そう考えておかなければいけないかもしれません。私より15歳年下、今の30代前半の子達にしたら私は敵です。
そりゃそうです。残業代も出ず長時間労働を当たり前にしていました。12時間以上会社にいたこともザラです。それを今の30代の子達からしたら、あなた達がそんなに頑張るから、私たちが頑張らないといけない羽目になるんじゃないのどうしてくれるの!?とクレームが来ても仕方ないかもしれません。
それをしっかり分かった上で、若い子達に接しないといけないなと思いました。
心を鬼にして自分とのルールを守る
本書はこの時間は絶対に仕事をしないというルールを自分で決めたら、それを必ず守ることを強く進めています。
とはいえ、著者は早朝や深夜にメールチェックをしてその分を補完されていましたが。ただ、オフィスを17時に出るという自分とのルールを守るために陰で大変な努力と工夫をしていたそうです。
今なら笑い話になりそうなことでしたが。
家庭と仕事の両立はそうした周りの目を気にしない自分ルールで動かしていかないと、長期にわたって続けられないと言います。
子育てが十分できない痛みを共有する
この章にはいろんなエピソードが載っています。
・子供に朝出かける時に服を着せて寝かせた
・子供が怪我した時、両親ではなくシッターさんのところに行った
・出張前に子供が足にしがみついて泣いた
こういう痛みのような罪悪感のような内容を、オープンにして共有していくことが大切だと言っています。
非営利団体ホワイトハウス・プロジェクトの創設者のマリー・ウィルソンはこう言っているそうです。
「罪悪感を感じていない女がいたら、それは男よ」
子育てと仕事を両立している人は、誰もが罪悪感を感じ、痛みを感じながら働いているということだと思います。どんな素晴らしい経歴を持ってうまくやっているような女性に見えても、仕事もメンタルコントロールも完璧ではいられないということを証明することが後に続く女性達の助けになるんだと思います。
最後に
私は子育てと仕事を両立している人はみんなスーパーママだと思っています。
ですが、本当はスーパーママなんて一人もいなくて、みんな何かしらを抱えながらできる範囲で働いているということだと思います。
独身女性も似たようなものですけれどね。
では、今日はこの辺で。ありがとうございました。
話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。
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2023年10月・11月の説明会の予定
・10月27日(金) 20:30~
・11月 2日(木) 20:30~
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