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岡田監督の采配

阪神タイガース優勝の余韻冷めやらぬ本日です。

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今日は「岡田監督の采配」です。
昨日今日の付け焼き刃の知識で、管理職に転用できるように書きますので、本物の阪神ファンの皆さんはスルーしてください。

はじめに

前知識として持っておいていただきたいことを書きます。

阪神タイガースの優勝は18年振りです。
監督は今年、優勝を期待され再就任された岡田監督(65歳)です。

岡田監督は阪神タイガースオリックスで選手として活躍したのち、コーチ等を経て、阪神の監督とオリックスの監督を経験しています。

選手でも監督でも優勝経験がある岡田監督。
選手は20代の若手が多いチーム。

ペナントレースが始まる前から、戦力的にも十分で優勝に近い位置にいた阪神

チーム分析

岡田監督は監督に就任するまで10年間、外から阪神OBという立場や解説者として阪神タイガースを見ながら、こうすれば勝てそうなのになとイメージしていたのだと思います。

昨年のタイガースの成績で言うと、6チーム中3位。
防御率1位で得点力5位。
簡単に説明すると、投手は点を取られないけれど、打つ方でも点を取れない。

シーズン前に、フォワボールを選んで塁にでた場合に選手に与えられるポイントの比率をあげたそうです。
簡単に説明すると、塁に出たら評価しますよということです。

もしかしたら打てるチームだとそこまでしなかったかもしれませんが、打てないチームだからこその施策なのかなと思いました。

個人分析

最近のプロ野球選手は守備位置も打順も固定されていないのが主流なようです。

ですが、岡田監督はほぼ守備位置を固定しました。
今まで守っていた守備位置を変えられた選手もいます。
それが今回はプラスの結果として出ました。

打順も可能な限り固定していました。

そうすることによって、自分の仕事がはっきりわかり、自分の出番が分かっていたとも言われます。やるべきことがわかるとブレないですね。
これはサッカーの森保監督の采配にも通じることがあります。

普通通りの徹底

常に「普通にやってれば勝てるから」と言い続けていたようです。

そして、岡田監督自身、普通に振る舞っているように見えます。

岡田監督は前回の監督の時と比べてベンチでよく笑うようになったと言われています。
想定外のミスや失点があったときは怒らず、苦笑いを浮かべるだけだそうです。

それを指摘されると「何言うてんの。普通にやっているだけやんか」と言うそうです。

2005年の時はベンチで笑わなかったそうですから、大きく変わったんだと思います。

本来はマイナス思考タイプで、最悪の想定からプランを組み立てるライプ。笑っている暇があれば次の言ってを考え、指揮官が一喜一憂すべきでないと思っていたそうです。

それが今や「明日は別に勝たんでもええ」とか「楽しんだらええやん」とか言うようになったとか。

それが現代の選手に合った指導方法だと結論づけたのだと思います。

選手を大切に

以前は、ベンチで仏頂面したりコーチに厳しい言葉をかけたりしていたそうです。

その時、選手から「監督が怖くて萎縮してしまい打てないんです」と言われたそうです。選手たちは無言のプレッシャーを跳ね返すメンタルの強さを持っていなかったと言われています。その結果、成績が振るわずシーズンは監督の途中解任・・・。

今年は、若手に経験を積ませ、勝負どころで強い選手に成長させるために、できるだけプレッシャーを取り除くことを意識しているそうです。

そしてもう一つ、選手をしっかり休ませることを徹底しているように思います。調子が悪ければ2軍で調整させたり。
昔はそんなことはなく、連投連投だった監督がです。藤川球児という元阪神のピッチャーがいるのですが、岡田監督時代に投げさせすぎて、大リーグに行ってすぐ手術とか。その時に大リーグから批判されたということもあったようです。

最後に「選手の給料を上げるのは監督」と言っているようです。個人の成績もしっかり頭に入れていて、この後半では賞が狙える人には賞が取れるような采配も行っているそう。

さまざまな経験と観察を経て監督に復帰し、心残りだったことをやっているのかなと思います。
選手を大切にしていることが伝わっているんだなと思います。

監督のどっしり感

おそらくは、本当に普通に野球をすれば優勝できると思っていたんだと思います。

無理に鼓舞することもなく、自然にでも繊細に周囲に良い影響を与えていたんじゃないかなと思います。

インタビューでも時に辛口を交えながら笑いを誘い、しっかり持ち上げるというのもうまいな〜と思いました。

「当初は青柳と西で勝てると思ってたんですけどね(勝てなかった)、でも勝負の8月からしっかり勝ってくれたしね」

「リリーフ陣もみんなよかった。でもまだJFKには敵わないけどね」

40代の若い監督が主流の中、阪神は逆を行く采配。昭和の采配に、令和の采配をうまくブレンドしてるのかなと思います。

結局、自分の信念をコーチや選手にしっかり説明して理解してもらうと言うことを徹底してやっていたのかなと思います。

最後に

チーム分析、個人の能力を見極める、普通通り、選手を大切に、監督のどっしり感。

管理職に全部必要なことですね。

見習うべきところはたくさんありそうです。

では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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