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流れを読む<栗山監督にみるリーダーシップ&マネジメントについて>その4

さて最後はこんなお話。

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今日のテーマは「流れを読む 栗山監督にみるリーダーシップ&マネジメントについてその4」です。今日は少し不思議なお話をします。

流れとは

物事の雰囲気や、支配している空気

それらは目に見えないものです。この目に見えないものを大切にしているのが、戦っている人達でしょう。流れをどう読んで、どう味方につけるのかが事を成すに当たって大切なことなんだろうと思います。

メキシコ戦の流れ

9回裏、日本が1点を追いかける状況。この回に得点をしなければ負けが決定する局面。

・先頭バッターは大谷選手。初球を打ち、ツーベースヒットを打ちます。ヘルメットを脱ぎ捨て2塁へ全力疾走。そして2塁ベースの上からベンチに向かって「俺に続け」とばかり雄叫びをあげます。

・そして4番の吉田選手はフォアボールを選びます。この時、ピッチャーが投げたボールは明らかにボールだと分かるものが多かったように思います。吉田選手は打率が高く、この試合で7回にホームランを打っていることもあり、ピッチャーは気後れしたのでしょうか。

・次のバッターは三振と当たってない村上。

実はこの時に、牧原選手に代打バントの準備をさせていたそうです。村上選手もバントの指示が出るのではないかと思っていたと言います。

・ここで栗山監督の采配は。

1塁ランナーの吉田選手を周東選手に変え、そのまま村上選手に打席に入らせます。

その時にコーチが「ムネ、お前に任せたって監督が言ってるから、思い切って行ってこい」と村上選手に伝えたそうです。

・そして村上選手はセンター前ヒットを打ち、サヨナラ勝ち。

 

まず、大谷選手が流れを引き寄せ火をつけました。吉田選手が期待を膨らませて、村上選手に場を繋ぎました。栗山監督は「最後はお前で勝つんだ」と村上選手にずっと言っていたそうです。その期待に応えて結果を呼び込みます。

村上選手に任せたと声をかけたところが、流れを掴んだ瞬間だったのではと思います。。

ストーリーを作る

栗山監督はストーリーを作るのが上手いなと思いました。

優勝するにはストーリーが必要だということもおしゃっていたように思います。
・2006年の第1回WBCでは、予選敗退直前で奇跡的に決勝進出が決まりそこから優勝するのです。当時不振に喘いでいた福留選手を一旦スタメンから外し、「大事なところで行くから」と声をかけ、実際代打ホームランを打って勝ちを呼び寄せます。

・2009年の第2回WBCでも不振に喘いでいたイチローが決勝戦でヒットを打ち日本一に導いています。

誰かが不振であるのは当たり前。その不振の人をどれだけ信頼してどのように使うのかという所に人々が感動するストーリーが生まれます。

ストーリーは決して一本調子ではありません。必ず凹む時がある。

そこをどのように乗り切るかが問われているように思います。

不振が続く村上選手に「最後はお前で勝つんだ」と言い、
勝戦ダルビッシュ投手と大谷選手を継投させ、最後は大谷選手のチームメイトでMLBの最高選手の一人トラウトを三振に取る。

本当に漫画以上のストーリーです。

悪い流れを断ち切るには

私が会社員時代、ミスが続いた時があります。

その時に私がやったこと。それは掃除。部下の机の上を1つづつ拭いて回りました。

いつもありがとう」「もう大丈夫だからね

そして翌朝、「昨日、みんなの机を拭きました。だからもう大丈夫。いつも通り仕事をしましょう」と言いました。不思議とそこでミスは止まりました。

その他にも、「神社にお祓いに行く」「みんなで楽しいことをする」等等。

空気感を変えるというのは目に見えないことですが、目に見えることをしないと変わりません。

空気感を変える、本当に困った時に取り入れてみてください。

まとめ

・流れがあると知る

・流れが悪い時は必ずあると知る

・空気感を変える方法を複数持っておく

・目に見えない空気感を変える方法は目に見える行動から。

最後に

今日は不思議なお話でした。

その3でご紹介した三原監督も流れを読むことに長けておられました。
三原監督は戦争経験者でビルマ(今のミャンマー)に出兵され、九死に一生を得ているそうです。

人の運命は何が幸いし災いするのか分からない。そこには、定命の者には如何ともし難い運・不運が介在する。

定命・・・前世の因縁で定まっているという寿命

この心理を悟った三原監督はツキや流れの存在を重んじて、勝機を見出していくことになったそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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