10月6日は長野合宿1日目。この記事は前日の5日に書いています。多分、7日〜11日までブログをお休みします。
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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。
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a-lot-of-flowers.hatenablog.com
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話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。
今日は「同じテーブルに着く ーLEAN INー」です。
はじめに
LEAN IN 今日で3回目です。
10年前、2013年に発売された『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』シェリル・サンドバーグ著を参考に書いていきたいと思います。
シェリル・サンドバーグさんは当時、FacebookのCOOでタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれています。
ポイントをギュギュギュっと絞って書いていきます。
詐欺師症候群
この章は詐欺師症候群(インポスター症候群)のお話でした。
この本の中で例示されているのはこんなお話です。
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Facebookがシリコンバレーからエグゼクティブな方15名を招待したパーティーを行った。その中である方のチームスタッフが4人全員女性だった。
彼女たちはビュッフェを取り終わった後、壁際に用意されている椅子に座った。他のチームのスタッフの男性は中央のテーブルについているのに。
そこで、シェリルさんは4人に手招きをし、中央のテーブルに着くように促した。
でも、彼女たちは椅子から動かなかった。
シェリルさんはその後、彼女たちに会議に参加すべきだったと促した。女性たちは最初は驚いていた様子だったが、最後には納得した。
・
この事例を捉えて女性の詐欺師症候群のお話に入っていきます。
↓このブログで詐欺師症候群の話をちらっと書いています。
a-lot-of-flowers.hatenablog.com
女性リーダーの本を見るとほとんどと言っていいほど、詐欺師症候群を取り上げています。これは何度も言わないといけないぐらい重要な課題なんだと感じました。
手を挙げ続ける
これはアメリカの事例なので、日本とは異なると思いますが書いていきます。
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シェリルさんが、社内数百人の前でジェンダー問題について講演した後に、若い女性から話しかけられた。
彼女は「今日はいい勉強をしました」と言った。そして、「私が学んだのは、手を挙げ続けなければいけないってことです」と言った。
質疑応答の時間が足りなくなった時、あと2問だけ質問を受付ますとアナウンスがあった。その時、女性は全員手を下ろした。男性は手を上げ続けて、それどころか指名しろと言わんばかにり手を振った。
シェリルさんは手を挙げ続けた男性を指名した。
・
日本では手を挙げている人が多数という事態は起こらないことが多いので目にすることは少ないと思います。ただ、これは非常に分かりやすい事例だなと思いました。
女性は余程のことがない限り、遠慮して譲ってしまう人が多いと思います。
私の話をします。
先日、男女共同参画センターで質問をしようと思い手を上げたのですが、時間的に1人しか受付できない状況だったので、パッと瞬間的に手を下ろして他の人に譲りました。
次からは、自分が手を挙げる前に誰か手を上げていないかを確認してからあげるようにしました。これは特に大切な想いがあるわけではなく、私の普段からの行動です。
これが普段からの行動であることに今、初めて気がついた感じです。
では、私はなぜ、いつもそのような行動をとってしまうのでしょう?
・私は答えてもらっても答えてもらえなくてもどちらでもいい質問だと思ったから
・私より熱心に聞きたい人がいればそちらが質問するのがいいと思ったから
・いい質問だという自信がなかったから
・譲り合いの精神を持っているから笑
・譲るのが当たり前になっているから
・的外れな質問素することが怖いから
・遠慮するのが美徳だと思っているから
・自分は我慢しても他人を優先させてきたから(長女体質)
結構出ました。
ただ、私はがっかりしています。こうやって自分でやりたいと思うことを仲間と一緒にやって行っていて、ここ半年たくさんの勉強していても、結局は根本的には変わっておらず、行動も変わっていないということが分かったからです。
私に限らず、こういう女性は多いんだと思います。
これは本当に根深い問題なのかもしれません。
女性は手を下ろす生き物だをいうことを知っておく
本書の中で、シェリルさんが、より平等な社会を真剣に目指すなら、女性が手を挙げ続けない傾向になることをまず認識しなければならないと言っています。
そして、
より多くの組織や個人がこうした傾向に気付き、女性を励まし、背中を押すとともに、女性自信も手を挙げ続けることを学ぶ必要がある。手を下ろしてしまったら、どれほど注意深い上司でも、もう気づくことはできない。
と書いています。
そして、この章の締めくくりにはこう書いています。
私も今なお、自分の能力を超えているのではないかと不安になるような状況に立ち向かっている。自分がペテン師ではないかと思える日々がまだある。男性の同僚の意見が聞き流されることはないが、私の意見は時に無視されたり、相手にされなかったりする。それでもくじけず、手を挙げ続けなければならない。隅っこに座らないでテーブルにつかなければいけない。
自分が詐欺師(ペテン師)と思うぐらいでいることに、怯える必要はないんだなと思います。
やりたいと手を上げて、結局ちゃんとできなくても恥ではないというか、問題ないというか、第一歩目はそんな先のことまで考えずチャレンジするのもいいのかなと思いました。
私の例で言うと、今月10月28日に兵庫県の西宮市で女性管理職関連の講座をするのですが、これは全くノープランにも関わらず、手を上げて、プレゼンに行って採択された講座です。
ほぼハッタリでプレゼンした講座です。
自分を詐欺師だなって思えるくらいの物事にチャレンジしてく、そういう姿勢が自分の可能性を上げてくれる1番の出来事なのかもしれません。
最後に
手を挙げ続けることはおそらく思っている以上に難しいと思います。
ふと気を許したら手を下げてしまいそうになります。
でも、本当にやりたいことがあれば、手を挙げ続ける必要があります。
まあ、時には諦めることも大切なんですけどね。
では、今日はこの辺で。ありがとうございました!!
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2023年10月・11月の説明会の予定
・10月27日(金) 20:30~
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