女性管理職の言葉「梯子を外された」

今日は、初読書会に行ってきました。読書会の魔法の質問が凄すぎでちょっとびっくりです。

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関西で女性管理職のための交流会やります！
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜！
８月１９日（土）１４：００〜神戸舞子
場所はカントコトロという空と海と明石海峡大橋が見える喫茶店です。
目でも癒されながら心も癒やそうという企画です。

今日は「女性管理職の言葉「梯子を外された」」です。

ドーンとど真ん中を書きます。

はじめに
望んでいないポストにつける
はじめてのことにサポートがない
ダメだったら配置換え
最後に

はじめに

私が一番初めにこの言葉を聞いたのは、私がいた会社で女性の支店長がで始めた時期でした。

「しっかりサポートするからって言われて支店長になったのにサポートもなく、めっちゃ大変やねんて。上げるだけ上げて梯子を外されたって言っている」
と、先輩達が話しているのを横で聞いていました。

そして、複数の他社の女性管理職からも聞いたことがあります。

どこでもあることなんです。なぜそんなことを感じるのかを書いていきたいと思います。

望んでいないポストにつける

私の会社では、女性がキャリアを描くときに管理職を描いている人がほとんどいませんでした。何より管理職になるルートがあるかどうかさえ知りませんでした。

その後、女性の管理職を増やせという指令のもと、女性管理職を増やしていきます。

ですが、実の所、女性は管理職になりたいと望んでいるわけではありません。

会社の都合（世間の都合ともいう）で無理矢理活躍させられた人も多いと思います。
管理職を望んでいない女性に管理職になることのメリットをあげ、渋々うんと言わせて管理職にした後に、その方が望んでいるサポートを提供しないということがあります。

これは非常に良くあるケースです。

サポート内容が具体的ではないのでお互いの認識が違いすぎるという問題があります。

こんなことなら管理職にならなければ良かったとなってしまいます。

そんな時でも同じ立場の女性管理職がいれば横のつながりが持て、相談しながら頑張れる部分があると思いますが、そうでなければ非常にキツいです。

相談しても、手の内を明かしてくれないとそれはそれでしんどいですけどね。

はじめてのことにサポートがない

私の就職活動の時、女性は一般職と決まっていました。銀行の育成カリキュラムも融資や営業には配属されず、窓口係だけでした。

私の経歴の中にも融資は皆無ですし、営業もやっていません。

そうやって窓口で実績を積んできた人が、支店長に配属されると営業経験がないのに営業をしないといけないということになります。業績管理をしたことがないのに業績管理をしないといけないことになります。

業績管理は部下に聞けるような人が居ればまだなんとか形にはなりますが、根本的な考え方というのを知る必要があります。

「梯子を外された」と感じる１番の要因は、験値がないことを見様見真似でやれということだと思います。

ダメだったら配置換え

支店長になられた先輩達は私も含めて窓口係から経験を積んだ方でした。仕事として業績を作ることをしてきませんでした。支店長は業績を、収益を上げることが仕事です。やったことないことはいくら勉強してもイメージがつかないのです。
業績が良くないと支店長をクビになる。支店長した後、次の移動で本部というケースが多かったのです。
＊営業畑で実績を積んできた人の方が支店長はやりやすい。

言い方は悪いのですが、使い捨てみたいな感じがしていました。
女性である程度実績をあげてきた人たちを支店長にしてみて務まったら２か店目、ダメだったら営業をあまりやらなくても良いポストに配置していました。