最近、エネルギーの変わりどころなのか、私の中の私(*あやしい笑)が泣き喚くし、謝り倒すし、内側がとても激しい感じです。
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今日は昨日の続きで「(ジェンダー)ギャップに気付くことの難しさ」です。
はじめに
朱に交われば赤くなる。
知らず知らずの赤くなり、本人は染まっていることに気がつきません。
生まれた瞬間から染まり続けていれば、周りが朱いということも分からないでしょう。
今日は「最後に」をしっかりと書いたので、途中は飛ばしても「最後に」はお読みいただけると嬉しいです。
気付くことの難しさ
今日は私の個人的な話をします。
私の父は田舎出身で、男性が優先されて育っています。
例えば、盆と正月に大勢の親族が集まります。女性はご飯を作って、お給仕をします。男性達(10人以上)はメインのテーブルに座り、メイン料理とお酒を飲み食いします。
女・子供は隅っこにある小さなテーブル(10人以上)で、料理の残りを食べます。メインは全て男性陣にいってしまいメインがないことも。
食事中でも、ビールがないと男性陣がいえば女性が取りに行き、途中で追加のお料理を作ることも。テーブルを綺麗にしたり、お皿の片付けも行います。
ゆっくり座って食べることなんてできません。
私はこの光景を毎年見てきたので、女性の役割はこれが正しいいんだと思います。
女性はお世話が好きだ、そう信じている男性もいるようですが、それはそう思い込みたいからでしょう。私に限って言えばお世話は嫌いです。
・
母もこのしきたりには違和感を覚えていたようですが、反抗するほどではありません。
家庭でもそうでした。私の家族は、両親と私、弟2人の5人家族です。
私は父から、女の子だからと、家事をするように言われました。私が家事をすると父は喜ぶのです。
でも父は弟達には家事をするようには言いませんでした。
私は家事が嫌いですし、なんで私だけにいうのと不満を持っていはいましたが両親に言ったことはありません。そもそも言っても無駄だし、無駄なことを言ってもなんの得にもならないと思っていました。
それにそのように言うと父ががっかりするか、怒るかのどちらかだと思ったからです。
ただ、私がラッキーだったのは、母が女の子だから家事をしなさいと言わなかったこと。
いずれお嫁に行ったら嫌でもしないといけないんだから、しなくてもいい間はしなくてもいいよという考えだったからです。
*結局、私はお嫁に行くことはありませんでしたが。
・
大学生や社会人になったときに、注文をとったり、お酌をしたり、お皿を下げたりを無意識にするようになりました。
女子がやるものだからと思ってました。女子の友人がやってくれているとありがとうと思うのですが、男子がやってくれると、させてしまって申し訳なかったなと思ったものです。
あ、違いますね。女子の友人がやってくれているときは、彼女より気がつく私でなければいけないと思っていたような気もします。私が誰よりも早く気が付かないといけないというか。なんでしょうねあれは。負けたくない意識なのか、役立たないといる価値がないという意識なのか、何かを拗らせていたように思います。
話を戻して、私は元々パーっと騒ぐというのが得意ではないのですが、父の付き合いの良さを見ていたのと、そういう場所に行っていないと話の輪に入りづらいという怖さもあいまって、出席率は良い方でした。
今になって思えば、どうして誘われたら断らず出席して、周りに気遣っていたのか分かりません。
私には断る権利もあったし、別に気を遣わなくても良かったのです。
でも、それだと非常に居心地が悪い。
積極的に行きたいわけではないのに、行く。
行くと気遣いをしたいわけではないのに、気遣いをしないと居心地が悪い。
そしてそれが当然なので、行きたいわけじゃないということにも、気遣いをしたいわけじゃないということにも気が付かない。
他の選択肢が取れることも、自分の感覚を押し殺してしまっていることに気付いていないのです。
スキルの一面も
日本人は昔から和を尊しとしてきました。
波風を立てないということも一つのスキルです。
社会全体や属しているコミュニティにジェンダーギャップがある場合、それを受け入れてやり過ごすということも一つのスキルとしては大切なこと。
ですが、社会を変えたいと思った時は、その波風を立てないというスキルを捨てなければいけません。
そのスキルを捨てるということは、批判されることがある、和を乱す事があるという事です。
日本の周りと助け合って生きてきた歴史から見ると、それはそれは死に近づくという事。今は死なないと分かっていても、なかなか簡単に乗り越えられることではありません。
それゆえ、波風を立てる以前に、問題には気が付かない方がいいのです。
最後に
ギャップに気づくことの難しさ、これはジェンダーに限ったことではありません。
ギャップは自分で内発的におかしい、これは嫌だ!と強く思い、周りと比較して他に選択肢があることを知るところから始まります。
①日本社会全体や会社内や家庭内での出来事は、比較するのが難しく、他の選択肢に気付かず、それゆえギャップに気づきにくいと思います。
②また、既得権益を持つ人たちが「それが当たり前だ」という雰囲気を醸し出し、気付かせないようにしているのかもしれません。
私はギャップに気が付きにくいもう一つの要素があるのではないかと思います。
ギャップというのは問題と捉えられます。そして問題だと認識すると人は解決したくなります。
今はうまく行っていないんだから、うまくいくようにしないといけないと、何かしら自分の人生に波風を起こすことになります。
凪だと省エネモードでいいのですが、大波はかなりのエネルギーを使います。
③無意識下でギャップ(=問題)に気づくと大変な思い(=解決)をすることを分かっているので、防衛本能が働き気付かないように制御するのです。
人が、これが問題だと言っている時には、少し立ち止まり、耳を傾けることをから始めるといいのかな?と思いました。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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