女性管理職のためのBlog

女性管理職のためのコミュニティを運営しています

禁じ手を使うと一体感を感じる理由

先日、兵庫県西宮市で開催中のポップサーカスを見に行きました。おっきいテントの中はもう夢の時間。ワクワクドキドキ。童心に返る時間でした。しかも、コスパがめっちゃよくて!!お勧めです。

\ブログ訪問ありがとうございます♪/

女性管理職の方々に『癒し』『笑い』『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。

◆HPはこちら 
◆メルマガ登録はこちら
◆コミュニティ説明動画はこちら

関西で女性管理職のためのリアルお茶会やります!
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜!
6月17日(土)15:00〜 英國屋なんば店
7月30日(日)15:00〜 京都近辺
8月19日(土)15:00〜 三宮近辺

今日は昨日書いた記事の裏付けをしてみようと思います。

a-lot-of-flowers.hatenablog.com

禁じ手を使うと一体感を感じる理由」です。

はじめに

昨日ブログを書いた後、図書館で借りてきた本を読み始めました。

「日本語が世界と平和にするこれだけの理由」 金谷武洋著

読み始めて、驚きました。
禁じ手がどうして効果があるのかが具体的に書かれていたからです。

今日はこの本を引用しながら効果を解説していきます。

言語について

私の知り合いで、上場企業の社員なのに出社せず、日本と世界を回りながら仕事をしている方がいます。そのような働き方が流行る前からノマドワーカーをしています。
その方はシステム屋さんで、独自で色々面白いことを考えていてそれを教えてくれました。

その一つが、言語が脳を制御するという考え方です。

どの言語を使って思考するかが、脳に影響を与え、性格に現れるという考え方です。

この考え方が正しいとするならば、私達の取るコミュニケーションは他国の真似をするを上手くいかないことになります。

日本語を使って思考する私達は私達の祖先からそのコミュニケーションを学ぶ方が理にかなっているのです。

日本語ってどういう言語?

「日本語が世界と平和にするこれだけの理由」ではこう結論づけています。

日本語は共感の言葉、英語は自己主張と対立の言葉だというのが私の結論です。
日本人は話し手と聞き手の共通点に注目し、英語を母語にする話者は両者の違いに注目すると言ってもいいでしょう。

その比較の例として挨拶を挙げています。

・ありがとう

・Thank you

まず、ありがとうですが、これは有難しや有り難しと書き、あるという現象が難しいということを示しています。現象に対して感謝していて、あなたや私とは無縁の世界観です。

一方 Thank youは元は I thank you で、私とあなたが出てきます。

日本語は(何らかの状態で)ある言葉、英語は(誰かが何かを)する言葉

おはようとGood morning(I wish you good morning)、はじめましてとHow do you do?も同じ事だと書かれています。

短歌だとこうです。

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいる暖かさ
(俵 万智 『サラダ記念日』 河出書房 1987年)

その解説の最後にこう書かれています。

さて、お互いを見合うのではなく、心を通わせるために二人が同じ方向を見ようとすると不思議なことが起こります。

相手と並ぶことで相手が視界から消えてしまい見えなくなるのです。

相手を視界から消す

日本人(というか日本語を母国語とする人)は共感できることに優しさや幸せを感じるようになっているのだと思います。

ですので、部下と一体感を持ちたければ、共通の敵を作るというのが手っ取り早いのです。

共通の敵の文句を言った瞬間、2人の観ている先はその敵になります。相手(部下)が視界から消えているのです。

例えば大谷翔平選手の話をするとしましょう。

あそこがすごい、ここがすごいと言っている間は2人とも大谷翔平選手だけを見ているので相手が視界から消えています。

話の中で「私は〇〇が好きなんですよね〜」など「私は」という主語を入れてしまうと、それは個人の話になってしまいます。
それと関連して「あなたはどこが好きですか?」も危険な問いかけです。
純粋に大谷翔平選手を見ているのではなく、相手も視界に入ってくるからです。

相手の視点を通して大谷翔平選手を見ている事になります。

まとめ

日本語は共感の言語。

お互いを見合うのではなく、心を通わせるために二人が同じ方向を見ことで一体感を感じる。

そのためには視界から相手を消すこと。

最後に

必要なところだけお伝えしました。この本を読めば読むほど、日本人は相手との共感を大事にし、相手との境界線をあえてぼやかすことが優しさにつながるのだなと思いました。

ただ、世界の標準語は英語ですので、そのルールや違いを知っておく必要はあります。「私」「私」と言っている人に共感を使うとこちらが疲弊してしまう事になりかねません。

英語が母国語じゃなくても、「私」「私」と言ってくる人には注意しましょう。

また、ビジネスシーンでは私とあなたも上手く使ってください。

昨日のお話の解説編でした。

では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。

◆HPはこちら
◆コミュニティ説明動画はこちら

説明会もやっています。
2023年6月の説明会の予定
・6月20日(火) 20:30〜
・6月29日(木) 20:30~

◆お申し込みはこちら
個別相談会は随時開催中

**************

女性管理職のためのコミュニティ
A lot of flowers 

**************