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セクハラ・パワハラを受けた時に声を上げた方がいいと思う理由

漫画家の芦原妃名子先生がお亡くなりになりました。人の心の機微を描くのが上手い漫画家さんでした。きっと人の心の機微を大切にしていたのだと思います。とても残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。

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今日は「セクハラ・パワハラを受けた時に声を上げた方がいいと思う理由」です。

はじめに

今日は思いっきり私の考えを書いていきたいと思います。今日は特に偏りがあるかもしれません。

過去の不祥事や出来事が色々と明るみに出てきて、取り沙汰されています。

この流れはこれからも続くと思います。テレビ以外にも、会社内や過去の人間関係でも出てくるかもしれません。

それはこの機会に便乗しようというのとはちょっと違って、いろいろなことが出てくるにつれ「やっぱりあの時声を上げた方が良かったのかもしれない、そうすれば……」という後悔とか罪悪感みたいな感情というのでしょうか。

そういったものが湧いてくる人もいると思うんです。特に女性は。

私の嫌だった経験

まだ、私が若かりし頃の話です。

上司がかなり昔の考え方をお持ちの方でした。会社内で女性のことを「ねーちゃん」と呼んだり、「べっぴん」(若い頃は綺麗だった?!)と言ったりしてきました。当時ですら、社内で名前を呼ぶ時には「苗字➕さん付」と決まっていたのにもかかわらずです。

品のない感じの振る舞いや発言は、女性・男性問わず、みんなから少し敬遠されていました。ただ、特殊な状況下だったので、みんなその上司に聞かないとわからない事も多くてむげにできないという感じでした。

特に私はその上司に仕事を教えてもらわないといけない立場でした。それもあったのかもしれませんが、私は上司に気に入られてて、何かといえば誘われていました。私がやんわり断ると「付き合い悪いな」とか「海老で鯛が釣れるのに」とか言われました。

私はほとんど毎日誘われてそれをやんわりと断ることとか、「ねーちゃん」とか呼ばれることとか、苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
それぐらい苦痛だったかというと、その上司は香水臭くて(男性です)、その上司が通った通路にはかなり長い間、香水の匂いが残っていました。
朝、憂鬱な気分で通勤電車に乗っていると、その香水の匂いがとこからともなくしてくることがありました。それぐらい嫌だったのです。

私は一度くらい付き合わないと仕方ないなと思うようになり、同期の女性にもし断れなくなったら一緒に来て欲しいとお願いしておきました。

それから数日後のこと、女性はみんな帰った後で私が一人で残っている時にその上司は声をかけてきました。同期はもう帰ってしまっていました。別のフロアで働いていた一つ上の男性の先輩が降りてきたので「一緒にきてください」とお願いしたのですが、断られました。その男性の先輩も上司から何かと声をかけられ晩御飯に付き合わされていたようでした。

もう逃げ場がなくなってしまった。仕方がないのでちょっと付き合ってすぐに帰ろうと決意してご飯を食べにいくことにしました。

私は「家にご飯があるので」と言って本当に少ししか食べませんでした。私の頑なな態度を見て、多分2、30分ぐらいで開放してもらいました。

それから誘われることは無くなったのですが、今度はその上司からの指示が置き手紙になりました。そういうことをされると「部下なのに大人気なかったかな」と思い、少しその上司に親切に話しかけては、近づいてこられまた無理になって距離を取ると、また無視されるということを繰り返していました。

転機

上司と一緒に働き始めたから半年ぐらい経った時、当時の支店長が私にスイーツを食べに行こうと声をかけてくれました。

そして、二人で甘いものを食べながら「仕事はどう?」と聞いてくれました。

なかなか大変ですが「頑張っています」と答えました。「〇〇さんはどう?」と上司の名前をあげて聞いてきました。私は「ちゃんと教えてもらっています」と答えました。

「一緒に仕事をすることは大丈夫か」とも聞かれたと思います。私は「たまに机に指示のメモが置いてある事もありますが、ちゃんと教えてもらっています。大丈夫です」と答えたと思います。が、多分、力強くは答えられなかったんだと思います。

そもそも、支店長が声をかけてくださったのは誰か(多分課長)が進言してくださったのだと思います。もうその段階で、何らかの対応が必要だと思っていたのでしょう。程なくして係替えが発表され、私はその上司と離れることができました。私の後任にはよく仕事できてはっきりと嫌だという雰囲気を醸し出せる先輩が入られたのでもう問題は起きませんでした。

後悔した時のこと

その上司は、支店長と課長の考えで異動になりました。若い女性のいない部署です。
*その上司は過去にも若い女性にセクハラまがいのことをしていたそうです。

数年は良かったのですが、また若い女性のいる部署に配属になりました。その1年後くらいに、元上司の部下の女性がメンタルを病んで休職していて、その上司は左遷されたということを風の噂でききました。

私はその時に後悔しました。

「もし、私があの時にはっきりと支店長に言っていれば、私の後の被害者は出なかったかもしれない」

私が我慢して済む問題ではなかった、ということが分かった時でした。私は休職になってしまった面識もない彼女に申し訳ない気持ちになったことを覚えています。

とは言っても、”それぐらいのことで”上司には逆らうのは多分優等生気質の当時の私には無理だったと思います。もし2年後、そういうことが起こることが分かっていたとしても声を上げる勇気は出なかったのではないかと思います。

でも、彼女が休職した後なら声を出せたかもしれません。

それぐらい、渦中で声を上げるのは難しいということだろうなと思うのです。

最後に

さて、今日は(も?)読みづらい文章になっているかもしれません。

まだ、この話をするとざわつくのでこのままアップしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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