管理職の記事ばかりを見ていると管理職の記事が上がってきやすくなる。真実です笑
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今日は「転職を考えているのは非管理職よりも管理職だった」です。
はじめに
またまた興味深い記事を見つけました。ギャラップ( Gallup:アメリカ)の最新の調査では、転職を考えているのは非管理職よりも管理職だと分かったという調査です。
転職を考えているのは管理職は55%、般社員は49%。
両方ともかなり高いですね。さすがアメリカ。この事例は日本の社会とは馴染まない一面もありますが、参考になります。
なぜ管理職の転職希望が増えているのか見ていきましょう。
レイオフによる影響
レイオフは雇い止め、いわゆる「首」ってやつですね。レイオフによって何が起こっているのかというと、経験豊富な人たちがいなくなったということです。
すると、経験の少ない人たちに頼らざるを得ない状況で、管理職も介入する必要が出てきたといいます。
その中で当然、管理職もプレイングマネージャーとして機能しなくてはいけなくなりました。そうすると、部下に任せようと思っていた仕事を自分ですることになるため、チームを指導したり、育てたりする時間が大幅に減ったと言います。これを「人員削減の悪循環」と呼んでいます。
日本も採用を絞っていた40代が少ない会社が多く、経験豊富な人がいないという状況に陥っていて、若手の登用を急いだり、50代の人を現場に残して働いてもらうようにしたり、女性を登用したりして穴埋めを急いでいます。
日本では中間管理職はほぼ全員プレイングマネージャーでしょう。その中でチーム指導や部下の育成をやっているのが実情です。
単純に比較はできませんが、日本の方が働く環境としては厳しいのかもしれません。
リモートワークからのオフィス回帰
コロナ禍ですっかり定着したリモートワーク。これがどれほど難しいかは私も身をもって体験しました(従業員側ですが)
その定着したリモートワークをハイブリッドに変えたり、オフィスに回帰する動きがあるようです。
「管理職はハイブリッドな環境で、これまでとは異なるリーダーシップを発揮するために筋肉を鍛える必要があります。オフィス回帰をめぐっては幹部と従業員の板挟みという精神的負担が大きく疲弊する立場に置かれています。」
「多くの管理職が、自分個人としては好ましくないようなことを部下に指示したり、義務付けたりするよう求められているのです」
問題は3点です
1 今までの環境と異なる状況で管理職としての役割を果たすためには新しいスキルが必要。
2 会社の従業員の意向が異なるため板挟みになることのストレス
3 自分が思っていることと違うことを指示することに対する精神的負担
日本では、2と3は常に抱えているジレンマだと思います。
やはり日本には終身雇用制度(の名残)があるのがアメリカと決定的に違うところだと思います。少々のストレスを抱えていても安定を守るため我慢して働く日本人と、そもそも安定なんかはないので職場を点々としながら自分で道を切り開く必要があるアメリカ人。
それが故に、これぐらいのことでと思うようなことでも従業員が簡単に辞めてしまうのがアメリカなのかなと思います。
*最近は日本の若者もそういった傾向が強くなってきました
重度のバーンアウトに落ちいる管理職
この調査では人員削減を行なっている企業で、2023年に解雇される危険性が最も高いのが中間管理職だそうです。そのストレスの中で、今まで事例のない新しい課題に取り組むには負担が大きすぎると言います。
この記事の中でインタビューを受けている方は、
「1ON1のミーティングの合間に電話をかけたり、毎日1〜2時間働く時間を増やしています。子供が二人いるのですが、自分のワークライフバランスGA崩れていくのを目の当たりにしています。」
と言っています。チームの穴を自分が埋めるためにオーバーワークに陥っているということが問題のようです。
この方は、今後もチームを成功に導くことができると心の中では分かっているものの、管理職をやめてレベルの高い一般社員に降格することを考えていると言います。
上司は負担を軽減しようと取り組んで入るが、自分がいつまで耐えられるかわからないと思っています。
負担が恒常化していく中で、日本人は「仕事だから仕方がないだろう」それに諦めて慣れてしまう人が多い気がします。流動性の低い社会なので今までは仕方がなかったのだと思います。
ですが、今後アメリカ人のような認識をする人が増えると会社の体制がより一層問われるような気がします。
最後に
今日はアメリカの事例を紹介しました。
日本の中間管理職は「それぐらいじゃ辞めないよな」というのが正直な感想です。
それはどちらが良い悪いというわけではなく、社会的にそうだというだけです。
あまりにも急激にアメリカ寄りの考え方を用いるのは難しいとは思いますが、アメリカのトレンドと両者の違いを知りつつ、日本は今後どうなっていくのか、企業として管理職として何が求められていくのかを知るには参考になると思います。
では、今日はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました!!
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