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そこで「ありがとうございます」って言えたら最高

違和感の原因が紐解けたので記事にします。

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女性管理職の方々に『癒し』『笑い』『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。

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a-lot-of-flowers.hatenablog.com

関西で女性管理職のための交流会やります!
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜!
7月30日(日)15:00〜 京都河原町 ふじ寅
8月19日(土)15:00〜 三宮近辺

 

今日は「そこで「ありがとうございます」って言えらた最高」です。

はじめに

前日、とあるミーティングに出席しました。

そこであった出来事に対して、どことなく違和感を持っていました。

それが日数が経って、言語化できそうなので書いていきます。

起こった出来事

男性の育児休暇の取得というテーマで発表を聞いていた時のことです。

発表者がある男性から来た話を始めました。

奥様が第2子出産を控えてつわりがひどく、子供の面倒を見れない時があるので、在宅勤務をしたいが、職場の規定にないからできない。半日休暇で十分なのに、その制度がないから1日休暇を取らないといけない。

ニュアンス的にその職場を糾弾するような雰囲気がありました。

その発表の中で、男性が人事課長に呼び出された話になり、「女性の人事課長との面談でその課長が『私がつわりの時は、どんなに辛くても仕事を休まず、タクシーに乗って出社したこともある』と言われたと言ってるんです!!」と言いました。

会場内に『えーーーそんなこというのはひどすぎる。』というような空気感が流れました。

ちょっ、待てよ

古い……。(キムタク)ま、いいや、気を取り直して。

私はその時の空気感に違和感を覚えました。
その反応はさもありなんでしたが、その人事課長や会社を悪者にしてしまうの?と思いました。

確かに、その課長さんが言ったことは時代錯誤かもしれません。ですが、そうでないと働けない時代もありました。そうやって、頑張って働いてきた人がいるから今の私たちがあると思います。

体調が悪くても出社しなければいけない日というのは、上司になればなるほどあります。そりゃ、タクシーも使います。私も使いました(私の場合は怪我でしたけど)。

今の時代はもうそこまで頑張る必要がないのかもしれません。ですが、一旦、このルートを通らないと、女性の社会進出の道は作られなかったのです。

何が問題だったのか

まず、人事課長に問題があるとすれば以下の点だと思います。

・柔軟な働き方を提案できなかった(時間給の導入、在宅勤務の導入の検討)
 ただこれは、この場で回答するにはやや大きい制度改正で、ここで発言することは難しい。

・時代が変わっているのに、過去の自分の体験を話した
 言いたくなります、分かります。私たちの時はもっとしんどかった。今はあの頃より楽なんだからもっと頑張れ。でも言ってはいけないやつです。

 

申し入れた男性側に問題があるとすれば以下の点だと思います。

・会社の制度が悪い、自分が正しいという態度だった。
 主張は正しくてもやり方を間違ったら拗れる。相手も人間、どこでも同じ法則。

変えることで誰にどんな負担がかかるのか

会社は、個人の働き方に合わせてフレキシブルに対応するべきだ、それが企業努力だという意見もよく分かります。そうでないと会社が生き残れないのも確かです。

ただ、もしフレキシブルに対応した結果、誰かのどこかに負担がかかるとしたら?もしかしたら、給料計算の人が大変になるかもしれない。もしかしたら、システム構築にお金がかかるのかもしれない。

その負担は?そのコストは?考えないのですか?

それの調整は上司の仕事だろう。その通りです。色々なところが影響してくるからすぐに変えることができない可能性があります。

ただの怠慢の可能性もありますが。

何が言いたいかというと

その人事課長さんは仕事に対する責任感が強い人なんだと思います。めちゃくちゃしんどい思いをして働いてこられたんだと思います。ただ、それは古臭い、もう時代が違うとそれを表立って否定してくるような人は、自分の存在価値を脅かす人間になり得ます。

休まずタクシーと使ったと言われた時には、

課長の時代は今よりもさらに大変だったんですね。無理をして頑張って働いた方達がいるから今があるんですね。ありがとうございます。

と言えたら最高だと思います。

「ただ、在宅勤務やフレックスを導入する企業が増えてきて、世間の風潮もそうなってきている今、会社としても、自由な働き方を取り入れていただけませんか?」

最後に

FACTFUINESSに書いてあるとおり、世界は良くなっています。だから、大人は子供のことが羨ましい。そう言うものなのです。

「あなたたちのやり方を押し付けないでほしい。」と言う気持ちは当然ですし、押し付けるのはよくないことです。ただ、そのような考え方に至る経緯も知ろうとすることがより良い社会の一歩だと思います。

ひどい人だ!!ひどい会社だ!!と感情的になる前に、なぜそうなったのか、どうしてそう思うのかを考えてもらえると嬉しいです。

話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。

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2023年7月・8月の説明会の予定
・7月13日(木) 20:30〜
・7月23日(土) 20:30〜
・7月24日(月) 20:30~

・8月 6日(日) 13:30〜
・8月11日(金・祝)10:30〜
・8月22日(火) 20:30〜
・8月30日(水) 20:30~

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