今日は満月です。5月の満月はウエサク満月というそうです。お釈迦様が入滅した日だそうです。
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【女性管理職のための交流会】開催予定
話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。
・6月16日 14:00〜
女性管理職のための交流会 IN 京都
今日は「管理職は長時間労働が当たり前という思い込みが自分を苦しめる」です。
*タイトルが長い
はじめに
今日は仕事で定時ぴったりに帰ってきました。月4回の勤務で仕事量が多くないので定時に帰れて当然なのですが、いまだに定時に帰る時に罪悪感を覚えます。
「お先に失礼します」という時にちょっと緊張しますし、周りから「早く帰れて羨ましいな」「もっとちゃんと仕事したらいいのに」と思われているのではないかと思ってしまいます。
更衣室に行っても、私が現役の頃に働いていたような管理職は誰もおらず、事務だけをするような方ばかりで私はこの人たちと一緒に帰っていいのかなという気持ちになります。
役席なのに早く帰るのはいいの?
私が2年前にこの部署に配属された時に、「そんなのでいいの?」と思ったことがありました。
それは役職についている女の子が、定時になったらさっと帰っていくことです。本当に定時ぴったりに脇目も振らず帰っていくのです。私はそれを見てこんなふうに思っていました。
「役席でお給料も高いのに、毎日定時で帰るのって不公平すぎへん?営業店の人たちは残業してるよ」
「彼女が定時で帰るのは上司が仕事を配分してないからじゃないの?定時で帰れないぐらいの仕事を与えればいいのに」
「本当に役席に相応しい子だったの?毎日定時に帰る子を役席にするってうちの人事はどうなっているの?」
「仕事は見つけるものだけどな。もっと自ら仕事を探せすぐらいじゃないとね」
「毎日定時で帰る子を見るって、上司はどんな気持ちなんだろうね」
「私なら定時で帰らせないけどな」
ま〜!なんとマイナスの言葉ばかり並んでいることでしょう。
役席者は残業するのが当たり前という思い込み
私が若い頃、定時に帰れることなんてありませんでした。女性の先輩も7時くらいまで残業していて、それが当然なのかと思っていました。入社2ヶ月で銀行の合併が決まり、10月以降は業務量も増えてなかなか帰れませんでした
5年目ぐらいになると1時間〜1時間半残業が平均的になりました。他店の人たちが定時に帰っていると聞いて、どうやったら定時に帰れるんだろう?と疑問に思ったものでした。
私は、働いていたら残業は当たり前という世界観の中にどっぷりと浸かっていました。
役席者になった時は一般職より長時間働くのが当たり前だと思っていました。課長になると鍵当番も回ってきますし、早く帰ることなんて絶対に不可能です。
・
と思い込んでいただけなのですが。
働く=残業する
役席者=もっと残業する
そのロジックで22年間働いてきました。
なぜ長時間労働をしていたのか?
先輩がそうだったから。
会社がそういう風潮だったから。
親もそうだったから。
単純に仕事が多かったから。
周りの目が怖かったから。
全てが自分起点じゃなく、外部環境です。
ということは私は本音では長時間労働をしたくなかったようです。それなのに思い込みによって、残業すべき、長時間労働すべき、そうしないと責任を果たせないと思っていたのだと思います。
人が怒りを感じるポイントに当てはまる
人は、自分がやりたくてもできなかったことを他人が易々とやっているのを見ると腹が立つそうです。
私は、役席なのに毎日定時に帰る彼女に怒っていたんだと思います。
そして、役席者でも早く帰ることができるという選択肢を与えてくれなかった過去の上司や会社、長時間労働も仕方ないね〜頑張ってと送り出していた母にも怒っていたのかもしれません。
本当は自分が早く帰ればいいのに、人の目を気にしてできなかったことを他人に八つ当たりしてたんだなと思います。
そして自分に返ってくる
定時に帰るようになって2年が経ちました。と言っても月4回の勤務ですし、残業することもあるので実際に定時で帰ったのは50日ぐらいだと思います。
仕事に追われて残業をすると、どこかやり切ったという気持ちと、残業をしてしんどいけれどどこかホッとしている自分に気が付きます。
自分を犠牲にして働くことで周りが納得する、そういった思考が染み付いているのかもしれません。
最後に
定時で帰ることが大切なことだとは思っていません。管理職が残業することが悪いことだとも思っていません。
他人の目を気にしすぎて自分の思っているように全く動けていないというのが問題だと思っています。ですが、そのようなサラリーマンは意外と多いのではないかと思うのです。
少しずつ自分の思っているように動けるようになる人が増えたらいいなと思います。毎日定時で帰る彼女のように。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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