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自分の中のジェンダーバイアスに気づく

昨日はミャンマー人の女の子の送別会でした。「同僚という感じではなくて家族という感じでした」という彼女の言葉に、集団就職していた頃の日本はこんな感じだったのかな〜と思いを馳せました。

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今日は「自分の中のジェンダーバイアスに気づく」です。

はじめに

久しぶりにジェンダーバイアスがテーマです。

ジェンダーとは
社会的意味合いから見た男女の性の区別の事です。生物学的な性とは異なります。例えば、「男は外で仕事をして、女は家で家事をする」というような事です。

・バイアスとは
バイアス(Bias)とは偏見を意味します。

ジェンダーバイアスは、社会的意味合いから見た男女の性の区別が偏見になり、性別に関して知らず知らずのうちに役割を固定化させるということを言います。

自分の中のバイアス その1

日本出資の、ミャンマー国内のミャンマー人のための経営塾があります。その経営塾は半年プログラムの最後に、日本に十日ほど滞在して日本のモノづくりの企業を視察するというカリキュラムが組まれています。

私が関わっている企業にミャンマー経営塾の方達が来ることになりました。

私はその話を聞いた時に、私はこんなイメージをしました。

日本人より少し色が濃くて、いい感じにお腹が出た恰幅のいい40代〜50代の男性たちでした。

人数が26名と聞いた時は、いろんな色のロンジーミャンマー人男性が履く巻きスカートのようなもの)を履いたおじさま達をイメージしていました。

経営塾を運営している団体からリストが送られてきて、年齢を見てびっくりしました。一番若い人が20歳、一番年長者が49歳。20代、30代、40代とバランスよく参加されていました。

私の脳内のイメージが、おじさんが減って若者の男性が多くなりました。

私はこの時に、経営者、特に発展途上国はおじさんが経営者だろうという勝手な思い込みがあることに気がつきました

自分の中のバイアス その2

視察のプログラムの作成にあたり、私は男性の参加者という目線で物事を進めていました。

ホテルの食事も、休憩時間の長さや用意をするお菓子・飲み物等、男性の参加者を想定していました。たくさん食べるだろうなとか、お酒を飲む人は多いかなとか、お弁当は早く食べるだとうから短めでも大丈夫かなとか、お菓子はしょっぱめのものも用意しようかなとか。

ふとした時に、頂いていたリストに性別欄があることに気がつきました。
(リストが全部英語なのでちゃんと見ていませんでした)

Msという表記がちらほら、というかたくさん。

数えたところ、女性19名、男性7名でした。

そうなると、私の中のイメージがガラッと変わり華やかな印象になりました。

それと同時に、バイキングは量より質が大切だなとか、休憩は長めの方がいいなとか、お菓子は甘いものを増やそうとか、靴を脱いだり履いたりするのに時間がかかりそうだなとか。

想像する景色が様変わりしました。

それと同時に、経営者=男性というジャンダーバイアスが自分の中にあることに気がつきました。

ジェンダーバイアスに気づくきっかけ

人はいくつかの情報を聞いた時、過去の経験から脳内でイメージ図を作り上げます。

それが明瞭であればあるほど、バイアスの可能性が高いと思います。

ジェンダーバイアスのことはたくさん勉強してきました。

経営者=男性というものジェンダーバイアスだと学んできました。ですが、今回、ミャンマーからわざわざ日本に来るという情報を加味したことで、経営者=男性というイメージがより強固になったのではないかと思います。

座学で学んで分かったつもりになってもちゃんと脳内でイメージがぼやけていないとバイアスが残ったままだということだと思います。

最後に

ミャンマーの経営塾の人たちがくる」場面をイメージすると、まだおじさんがたくさん来るというイメージが出てきます。

私はそれほどまでに強固にイメージが出来上がっているようです。

私のイメージが変わるのはもしかしたら、実際に視察にこられた時なのかもしれないなと思います。それほどまでに、内容によってはバイアスというのは深く刻まれているのかもしれないなと思いました。

色々なパターンを経験することでバイアスを減らしていくという方法が一番確実だと思います。

今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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