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ポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)

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今日は「ポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)」です。

はじめに

ポリティカルコレクトネス、言いにくいし、なんのことか分からない……

ポリコレと略して、政治的正しさと訳すようです。

さて、職場でも色々な表現を行います。ハラスメントに配慮しながらお話をしないといけないと思っている人もいると思います。今回はハラスメントではないのですが、ポリティカルコレクトネスという概念をみていきながら、職場で使える考え方にできないかな〜と挑戦してみました。

今日は2月3日の毎日新聞の記事を引用しながら書いていきたいと思います。

ポリティカルコレクトネスとは

武蔵野美術大学の志田陽子教授のインタビューより

ポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)とは、本来は「気づきを促す対抗言論」という考えです。米国では1960年代に公民権運動が活発化し、長年差別を受けてきた黒人や女性が「NO」と声を上げました。ポリコレという言葉はその家庭で生まれ、「法的にはアウトではないが、政治的にはアウト」ということを明確に突きつけるものです。マイノリティー(少数派)がマジョリティー(多数派)と対等な立場で「私たちを傷つけている」と相手に気づかせる。ポリコレはそうした足場を支える重要な役割を担っています。

法的にはアウトではないが、政治的にアウト。日本では倫理的にはとか道徳的にはとか置き換えができそうです。

この目的はマイノリティーがマジョリティーと対等に話をするための基盤ということでした。マイノリティーを助けてくれる考え方と言ったところでしょうか?

現在でも、女性管理職が少ない職場であれば、このポリコレという考え方は味方になってくれるように思います。ここまで読む限りはいい考え方だと思います。

では次に問題点を見ていきましょう。

厳しすぎるポリコレチェック

表現に対する指摘や批判は古くから続いてきました。〜中略〜

不快な作品の上映を妨害したり、表現者個人を厳しく攻撃したりして社会から排除しようとする暴走も目立ちます。それはポリコレという正義に名を書いたいじめや暴力にすぎません。

パッと思い出すのは右翼の街宣車での妨害です。あと、政治討論会という相手の悪口を言って陥れる会。

最近ではSNSという匿名性も暴走を後押ししていると思います。そして論破という風潮。溜飲を下げるという言葉。

スカッとジャパンというテレビ番組もありましたね。(私はあまり見ていませんが)

面白おかしく視聴率を取るために表現を大きくして取り上げてるんでしょうが、相手をやっつけるという意味では同質ではないでしょうか?

職場で考えると、自分の考えが正しいからといってやりすぎてはいけないということかなと思います。感情的になって訴えるのではなく、冷静に訴えるようにすると良いのかなと思います。

ポリコレの暴走の原因は?

弱者が平等な権利を得るために這い上がってきた時に、今までの我慢や怒りのエネルギーが爆発し、どうしてもその限界点で止まれずに突き抜けてしまうことはあります。ただ、それだけ抑圧されてきた裏返しでもあることを社会は理解する必要はあります。

一方で「正義の味方」という承認欲求による暴走のケースも多々あります。

二つの要因ですね。

一つは当事者が抑圧されてきたことによる反動。

一つは承認欲求の暴走。

これらの暴走が表現の自由を過度に奪ってしまうことがあるということを知っておく必要だあるということだと思います。

もし、〇〇という理由で差別を受けていると暴走があった場合、まずは冷静に話を聞いて発散させてあげましょう。それでも被害者意識でいたり、承認欲求を満たす行動に出てくるのならば、それは別の問題が隠れていると思います。

その対応をするか適当に付き合いながら距離を置くのが良さそうです。

ポリコレと表現の自由のバランス

現在の社会では、差別や不謹慎さを含む表現を許さないという概念が社会を覆い、表現者の間で萎縮ムードが広がっていると言います。

昔の小説にはたまに差別用語が含まれていますが、当時の文章のまま出版しますと注意書きが添えられていたりします。昔の小説であれば、その言葉を使うのも仕方ないなという考え方では「緩い」ということなんだと思います。

表現する時に持っておくべき考え方を書いていきます。

表現活動に関する法律リテラシー(理解や分析をする力)を身につけることは重要です。炎上した際、もし自分の表現が法的に問題があったのなら真摯に謝罪するしかありません。逆に、行きすぎた中傷や脅迫を受けた場合は、被害を報告し、助けを求めることができます。

違法ではないけれど不快だと指摘された場合は、なぜその表現をしたのかしっかり説明してほしいです。全てを先回りして防御することは不可能ですが、理由が明確であれば指摘を受けても踏ん張ることができます。反射的に自粛したり取り消したりするのではなく、誰かを傷つけているという事実と表現の自由の価値とを比較考慮し、どうするのがいいかを考えてほしいです。

これは職場でもそうだと思います。

一方から被害者だと訴えられたとして、それを受け入れる必要はありますが、自分の考えもきちんと述べる方がいいと思います。

反射的に自粛するのはやめた方がいいと思います。自分の中で筋を通しましょう

最後に

ポリコレと表現の自由のお話でした。なんだかパワハラと業務の指示みたいな関係性だなと思いました。

次の記事は、ポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)で暴走していた事例を書こうかなと思います。私は傍観者でしたけど、ほんと、対応が厄介そうでしたよ!

では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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