今日、甲子園球場の横を通ったら表彰式に流れる音楽が聞こえてきました。
明日から夏の高校野球選手権大会が始まります。甲子園にとって騒がしい夏がやってきますね〜！！
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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。
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関西で女性管理職のための交流会やります！
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜！
８月１９日（土）１４：００〜 神戸舞子
場所はカントコトロという空と海と明石海峡大橋が見える喫茶店です。
目でも癒されながら心も癒やそうという企画です。
今日は「性別を超える脳の多様性」です。
はじめに
性別を判断するポイントは何箇所あるんだろう。私は女性だけど論理的理解はできて、共感能力は低いのかもしれない。そんな疑問を持っていたところ面白そうな本がありました。
今日、参考にする本は、『ジェンダーと脳 〜性別を超える脳の多様性〜』ダフナ・ジョエル＆ルハ・ヴィハンスキ著です。
脳に性別差はあるのか
この本によると、一般的に言われる男性らしい脳（の機能）と、一般的に言われる女性らしい脳（の機能）があるそうです。
脳の機能にもいくつかの種類があって、それぞれに一般的な男性らしい機能と一般的な女性らしい機能があります。
そして男性らしい機能と女性らしい機能がキッパリと分かれているわけではなく、グラデーションになっているそうです。
例えばこういう感じです。
グラデーション
A機能 男性的 ・・・・・ 女性的
B機能 男性的 ・・・・・ 女性的
C機能 男性的 ・・・・・ 女性的
・
・
・
男性甲さんがいたとします。
甲さんは全てが男性的らしい脳を持っているわけではなくて、例えばA機能は男性脳が優位、B機能は女性脳が優位、C機能は中間ぐらいと、人それぞれに異なるということが書かれていました。
特徴は男女間で混じり合う。
これを「脳のモザイク論」と表現していました。
それって生まれつきなの？
この本では体験差が大きいと書かれていました。
子供の頃、女の子の方が言葉が早いという特徴があることは聞いたことがあると思います。それでさえ、体験差だと言います。
親は男の赤ちゃんに比べて女の赤ちゃんに話しかけることが多いと聞いているとこの本には書いてありました。＊伝聞の伝聞なので信憑性はどうかな？
私達に刷り込まれたジェンダー（性別の社会的役割）を取り除くべく、洋服は黄色や白、グレー等男女差が少ないものを着せ、おもちゃも男の子用と女の子用を半々に置くとその赤ちゃんはどう育つのでしょう？
そういう想像をすると、私は性別差は社会的な概念の影響が大きいのではないかと思うのです。
ストレスが性別を変える？
ラトガーズ大学のラットの実験で興味深いものがあります。
ストレスの有無によりニューロンの形態が変わるというのです。
３０分間ストレスを与え続けた結果、こうなったそうです。
ストレスを与える前 ストレスを与えた後
メス 形態A 形態B
オス 形態B 形態C
ストレスを与えた後のメスと通常のオスの形態が似ていました。
ストレスを与えたオスは違うものに変化していました。
これが人間でも行われるとしたら、女性のおっさんか現象はストレスが原因ということになるのでしょうか？
脳の性別とは
各項目において一般的に男性的と言われる脳や女性的と言われる脳は存在します。
だけれども、人はそれをモザイク的に持っています。
そしてそのモザイクを形作るものは生まれつきなだけでなく、経験やストレス等外部的要因もとても大きいと言えると思います。
ということは、地図が読める女性がいるのは当たり前で、共感力が高い男性がいるのも当たり前。それは性別差ではなく、個人差の領域を出ないということだと思います。
それであれば、女性より仕事ができないといけないと男性が思う必要はないし、男性より共感力が高くないといけないと女性が思う必要がないわけです。
身体的性別と脳の特徴はイコールではないということだと思います。
最後に
今日、聞いた面白い話を最後にしたいと思います。
男性と女性の染色体の違いって聞いたことがありますよね？
男性がXYで女性がXX。
一人の体の細胞を調べた時、男性だからと言って全てがXYではないそうです。
ある部位の細胞にはXXやXYY、Yなどがみられるそうです。
もう、性別ってなんなんでしょうね。
私たちの社会は何に振り回されているのかな〜と思った今日でした。
もっと自由に働ける時代が来ることを願って。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました！！
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