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世界を変える概念、帝国とマルチチュードを取り入れる

図書館に本を返しに行く前に、もう一つ書いておきたいこと。

\ブログ訪問ありがとうございます♪/

女性管理職の方々に『癒し』『笑い』『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。

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関西で女性管理職のための交流会やります!
〜女性管理職交流会〜
悩みを話してもよし、趣味の話をしてもよし、お話ししましょう〜!
7月30日(日)15:00〜 京都河原町 ふじ寅
8月19日(土)15:00〜 三宮近辺

 

今日は「世界を変える概念、帝国とマルチチュードを取り入れる」です。

はじめに

今回も図書館で借りた「哲学用語図鑑」田中正人著からヒントを得て書いていきます。

こういう哲学的な概念を知ることは頭の整理につながるのでとてもいいことですね。

アントニオ・ネグリマイケル・ハートの共著である2000年に発表された「帝国」という本の内容を本当に簡素に分かりやすくまとめてくれいているページがありました。

もう20年も前ですが、時代の分析の考え方としては乖離し過ぎているということはないのかなという実感です。

帝国とは

ここでいう「帝国」とは、かつてのローマ帝国大英帝国、あるいは比喩的な表現であるアメリカ帝国でもなく、国境を越えたネットワーク状の権力システムのことを指します。

帝国は中心を持たず、領土の拡張も必要としません。

帝国は国家、大企業、多国籍企業、メディア、国際連合、G20、WHO(世界保健機構)、IMF国際通貨基金)など、私たちの欲望、つまり資本主義が作ったシステムだと言います。

帝国は日常生活の隅々まで浸透し、私たちを資本主義に順応させるため、至る所で管理・育成していると言っています。

マルチチュードとは

ネグリとハートは、帝国がネットワーク上になり資本主義に順応した人間を育てているのであれば、そのシステムを逆に利用して民衆もネットワーク状に繋がれば「帝国」に対抗できると考えました。

帝国が押し付けてくる、各種弾圧、長時間労働、環境破壊、低賃金労働などに対抗する方法として、民衆が関心のある分野で集まって、それをネットワーク状に繋げていくということです。

ただ、マルクスがかつて唱えた暴力革命を起こす労働者階級とは異なり、主婦・学生・移民・老人・資本家・会社員・専門家・ジャーナリストなど様々な人々が自分の得意分野を通じてネットワーク状につながり、時に話し合い、時に集まって、資本主義の矛盾を一つ一つ解決しようとする力がマルチチュードだと言います。

世界に疑問を持つ瞬間

全く話は変わりますが、私は中学3年生からアトピーがではじめ、20代の10年間、辛い時期を過ごしました。薬には頼りたくないけれど、薬に頼らざるを得ない日々。この痒みが消えるならなんだってすると思いました。

両親は他のことで忙しかったのでしょう、心配はしてくれても解決案を提示してくれる様子もなく、自分で色々と調べてきては、それを一つ一つ実践していきました。

そして、31歳のころ自分でアトピーがコントロールできるようになった時、資本主義の罠に完全にハマっていたことを知りました。

「〇〇は食べてはいけない」という本が発刊され、ベストセラーになる一方、ますます体に害を与える食べ物を産み出していく企業。薬もそうですし、ハウスシック症候群もそうです。

本当は何を与えるかではなくて、何を取らないかの方が大切なのに、そこに気づくまでに相当に長い時間を要しました。今は給食にオーガニックを!と言い始め、少しづつですが世の中が動き出した感じがします。

私の場合、発端は肌がかゆいという症状からでした。それに関して悩んでいる人たちとの情報共有や情報提供をし合いながら、色々と調べました。

調べていくうちに、あれもこれもと気になって行きます。全ては繋がっていると分かる瞬間があります。そうなると、自分に近い思想の方達とネットワークがどんどん繋がっていきます。

職場にも応用できる

私は今、女性管理職のためのコミュティを立ち上げて、社内マイノリティになりやすい女性管理職の言葉にできないしんどさを楽にしようとしています。

だからといって女性管理職だけが楽になればいいのではなく、職場で働く全員が言葉にできなしんどさから解放され、自分らしく働くことがゴールです。

ワーキングマザー、育児休業中の女性、育児休業を取得したい男性、定年後再雇用の方、新入社員の方等々いろんな方面から働き方改革はできます。

そういう人たちと、協力して職場環境を改善していくことって大切なんだと思います。会社とは利益相反になりがちですが、それも少しずつ譲歩しながら変化していければ少しずつですが良い方向に変わっていけるのではないかと思うのです。

スピード重視で待てない人が増えている時代の中においては、時間のかかる話ですし、根気も必要ですが、そういう意識で物事に取り組むことが大切なのではないかなと思います。

まとめ

世の中を変えたいなら、

・自分の得意分野で集団を作る

・他の集団と繋がり(ネットワーク)を作る

・時間がかかっても根気よく

・次の世代に繋げる意識を持つ

という概念を持っておく。

最後に

一方で、いくら民衆が頑張っても無理かなと思うことはあります。

やはり時代の流れに逆らうようなことは成りづらいと思いますし、権力側が本気でネットワーキングを強めれば成らないと思います。

そこで諦めず、どれだけ平和的に、まとまりを作れるかということが大切なんだろうなと思います。

今日はちょっと思想的なお話になってしまいました。こんな日があってもいいかな笑

では、今日もお読みいただきありがとうございました!!

話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。

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説明会もやっています。
2023年7月・8月の説明会の予定
・7月23日(土) 20:30〜
・7月24日(月) 20:30~

・8月 6日(日) 13:30〜
・8月11日(金・祝)10:30〜
・8月22日(火) 20:30〜
・8月30日(水) 20:30~

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