女神的リーダーシップ　その１ - 女性管理職のためのBlog

今日は母校で講座をしてきました〜。伝えたいことが伝わってたらいいなと思います。

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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。

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女性管理職のための交流会開催予定　NEW
話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。

・９月２３日（土・祝）１４：００〜大阪西梅田

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今日は「女神的リーダーシップ　その１」です。

はじめに
指標
女性的な資質の影響を探る
成功への鍵
最後に

はじめに

2013年に発刊された「女性的リーダーシップ」ジョン・ガーズマ+マイケル・ダントニオ著　から感じたことを書いていきます。

副題はこんな感じです。
〜世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である〜

2013年にこんな本を書いておられたんですね〜。
今からの時代にぴったりだなと思います。

だた、ちょっと気をつけないといけないかなと思うのが、「女性的な特徴の方が高く評価されているのか？」という観点から物事を見ています。女性優位な結果になっているかなと思っています。

指標

面白い調査ですので、是非ご覧ください！！

世界GDPの６５％を占める１３ヵ国を選び、その人口構成を反映する64,000人を対象に調査をされました。

・大きな組織や企業が権力を持ちすぎている　８６％が賛成

・国は以前よりも国民を気遣っている　７６％が反対

・世の中の公平性は高まっている　７４％が反対

・自分たちより子供世代の方が良い暮らしができるだろう　５１％が反対

・自国における男性達の振る舞いに不満がある　５７％が賛成
男性の５４％が賛成
ミレニアム世代の５７％が賛成
日本だけで見ると７９％が賛成

・男性がもっと女性のような発想をしたら世界は良い方向に変わるだろう　６６％が賛成　
男性の６３％が賛成
ミレニアム世代の６５％が賛成
日本だけで見ると７７％が賛成

＊　＊　＊

かなり多くの方が男性の振る舞いに不満があると思っていることに「そうやんな！！」と嬉しくなりました。私は生まれてずっと、認識がはじまってから今まで、思っていました。でも言えなかった。おかしいなんて言えなかったです。

女性のような（つながりとか感情とか忍耐強いとか）発想をしたら世界は良い方向に変わるだろうと思っている人がこんなに多いのに、どうして社会は変わらないの？？？という驚きが先行します。

男性社会において、男性が疲弊しているという現実がみて取れる結果だなと思います。

女性的な資質の影響を探る

世の中は、男性性の強い状態に不満を持っている方も多いようです。
この本の中にはこんなことが書いてありました。

管理・統率、競争、侵略、さらには戦争、収入格差、無謀にリスクを取る振る舞い、不祥事など「白黒を決めつけようとする姿勢」が苛立ちの対象となっているようだ

・リーダーシップ想いや感情を包み隠さず率直に表現するリーダーが望まれている。
＊岡田監督がそうだった

・各国の傾向として人間的なつながりを大切にすることが権力者に期待されている。
＊損得などではなくつながることだと思います。女性的ですね。

・忍耐を重視する人も多い
＊女性の方が忍耐強いらしいです。

・理想や常識をもとに難局を打開するリーダーが期待されている。
＊私利私欲ではなく、日本にとって、世界にとって、宇宙にとってどちらがいいのかという視点からものを見れる人ということですね。

・ご都合主義に流されず、長期視点からプランを立てて一過性ではない解決策を生み出せる。
＊男性は目先を解決したがる傾向にあります。　

・プライドが高い（男性的）よりも忠実であること（女性的）の方が大切だという結果になっている
＊ビジョンに忠実

成功への鍵

本書が書いていることを転記します。

つながり　ー人脈を築き保っていく能力

謙虚　ーよく話を聞いて他人から学び、手柄を分かち合おうとする姿勢

率直　ー包み隠さず誠実に話をしようという意思

忍耐　ー解決策がすぐに見つかるとは限らないという認識

共感　ー他者への深い理解につながる気配り

信頼　ー信頼させる実績を人柄

寛容　ー全ての人や考えを受け止めるあり方

柔軟性　ー必要に応じて変化、順応する力

弱さ　ー自分は完璧ではなく失敗もあると認める勇気

調和　ー調和の取れた目的意識

これを女性的と呼んでいます。もちろん男性でもこのような状態で働いておられる方も多いと思います。

女性だからと言ってできているとも限りません。

こういったことに気持ちを寄せてながらリーダーシップを取ると、上手くいくのではないかという書き出しです。