まだ本調子じゃないので、今日は予定を一つキャンセルしました。体力の低下が甚だしい・・・
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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。
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【女性管理職のための交流会】開催予定
話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。
・1月20日(土) 14:00〜 小川由佳さん出版記念交流会
今日は「ブラザーペナルティ 〜弟のいる姉の年収は低い〜」です。
はじめに
ブラザーペナルティという言葉を初めて聞きました。
「男兄弟がいる女性は、姉や妹だけをもつ女性よりも学歴や収入に格差が生まれる傾向にある」ことが判明。そしてその女性に与えるマイナスの影響を表現した「ブラザーペナルティ」という言葉が台頭しました。
これは分かる気がします。私はジェンダーギャップやジェンダーバイアスを学ぶにつれ、きょうだいが女性だけとか女子校出身の方が羨ましいと思うようになりました。
リンク貼っておきますので、詳しく知りたい方はご覧ください。
女性の低賃金は家族構成や幼少期の待遇にある?
引用します。
2021年6月に発表されたアメリカの論文では、「教育や職業選択の機会におけるジェンダー平等は進んでいるにも関わらず、低所得とされる仕事に女性が多いのはなぜか 」という点に着目。そもそもの家族構成や幼少期の待遇に原因があるのではないかと考えました。
そこできょうだいの性別の組み合わせ別に、31~40歳までの家族形成やキャリア選択を比較。 そこで男兄弟がいる女性は、早くからジェンダーロール(伝統的な性別に基づく役割分担)が固定されやすく、それに基づいてライフイベントを選択しやすいとの傾向が指摘されたのです。
日本では22年2月、その結果をもとに<President Online>が「日本でブラザーペナルティはより色濃く表れる」と分析。弟がいる姉は以下の選択をする傾向があると説明します。
・学業面では理系よりも文系を選びやすく、職業面では男性よりも女性比率が高い職種を選びやすい
・異性のきょうだいがいることで幼いころからジェンダーを意識してふるまうようになるため、「男性は外で働き、女性は家庭を守るべきである」といった二元論的なジェンダー分業に賛成しやすく、専業主婦などを選びやすい
ということだそうです。
慶應義塾大学の「慶應義塾家計パネル調査」で2004〜2018年までの20〜59歳の女性(長女)約2000人を分析対象とした調査があります。
まず一つ目。
「男性が外で働き、女性は家庭を守るべきである」という概念に賛成しているかについてです。弟がいる長女が39%。妹がいる長女が34%。5%の差でした。
2つ目
年収を比較しています。弟がいる長女が180万円。妹がいる長女が214万円。で34万円、16%の差でした。
*ちなみにデンマークでは、弟がいる長女の年収が2%低く、アメリカでは7%低かったそうです。
それ以外にも専業主婦率や家事育児時間の違い等の指標もあります。
詳細はこのリンクからご覧ください。
ブラザーペナルティは存在する
どの項目もそう大きい差ではないかもしれませんが、どの指標も弟のいる姉がペナルティを受けているというのは確かだと感じました。
私も入社したのが銀行で、女性は一般職という括りで入っているので、入社時は思いっきり女性としての役割を求められていました。
それが時代が変わって、女性活躍推進という女性の登用が始まったので、たまたまキャリアを積めただけです。最初からキャリアを積むという意識はありませんでした。
だから、入社時も同じ仕事をしてても男性の方が給料が高かったですし、キャリアプランについても女性はいくら優秀でも支店のNO2までしかなれないというものでした。
結局、女性はサポート役だという環境に何の違和感もなく入っていること自体、ブラザーペナルティの文脈で語られていたことと同じだなと思いました。
最後に
私にもブラザーペナルティがあったと思いますが、とはいえ一方で、私は年収は低くありませんでしたし、結婚もしませんでした。大学にも特に文句もなくいかせてもらえました。
家庭環境にもよると思いますし、長女の性格にもよるでしょうし、一概にはいえません。
最近、ふと思ったことがあります。
私のきょうだいの構成は、私、4つ下の弟、6つ下の弟です。この歳の差であれば、私と2人の弟という構図、私が2人の面倒を見るという構図になりやすいなと。これが上の弟が私と年齢が近ければまた構図は変わっただろうなと思います。
ま、いくら思いを馳せても何も変わらないのですが、このきょうだい構成が私の人生にどのように影響したかはとっても興味があります。
誰か紐解いてくれないかな?笑
ということで、今日はこの辺で。
リンクまでじっくり読まれた方、特に長文をお読みいただきありがとうございました!
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