今日は男女共同参画アドバイザリー塾の最終日でした〜。兵庫県知事の名前で修了証をいただきました!嬉しいぞ!
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今日は「ありのままの人間なんて全然面白くない」です。
はじめに
「風立ちぬ」が「アナ雪」に取られてアカデミー長編アニメ賞を逃した数年後。放送された番組で気合いを取り戻した宮崎駿監督のセリフが「ありのままの人間なんて全然面白くない」だったそうです。
*きっとこんな穏やかな顔ではなかったと思われる笑
ある意味、確かに。
「ありのまま」という言葉を都合よく解釈している人が増えてきているような気がしていて、今日は思っていることを書いてみます。
ありのままの私を求める理由
アナ雪で「ありの〜ままの〜」と歌うのはエルサです。
エルサの背景として、小さな頃から自分がもともと持っている魔力を封じ込めてきました。封じ込めることで辛い思いをたくさんしてきた。だから、魔力を封じ込めるのをやめようとそう歌っています。
自分の個性を封じ込めるのをやめて、自由に表現していこう、それで世の中の役に立っていこうというわけです。
自分の個性を活かそう、個性を殺して1人で悩み傷つくことをやめようと言っているのです。
決して、努力しないでもなければ、悩みもしないではありません。自分の個性を知りそれを生かすために必要であれば努力もするし、その過程で悩みもするということです。
自分の個性はすぐに分かるものではない
自分の個性が初めから分かっていれば苦労しません。分からないから苦労するのです。
個性は素質もありますが、経験でも作られていきます。同じ素質でも経験が違えば、違う個性になっていきます。
占星術等も自分を知る上で手助けになるツールではあると思いますが、完璧に答えを教えてくれるものでもありません。
アナ雪のエルサは「魔法」という分かりやすい個性を持っていましたが、私たちの個性はエルサのように分かりやすいものではありません。
自分で経験して、他人と比較して、やっとなんとなく分かるものだと思います。
その状態で「ありのままの」と言われても個性が分からないのにありのままなんて分かりっこないということにもなりかねません。
宮崎駿監督は、こんなにも複雑な人間なのに「ありのまま」なんて簡単な言葉で救いを求めるような人間なんて面白くもなんともない、そう言いたかったのかもしれないなと思います。
私たちは常にもがいている
人はもがいている生き物だと思います。
特に管理職となろうものなら、常に何かにもがいていると思います。
正解のない問題をいくつも抱え、もがかない人間なんていません。
嫌なことだって起こりますし、嫌なことだってしなければいけません。
もがいている最中に、ありのままなんていられません。
綺麗事の世界ではありません。
私たちは少しでもより良い何者かになろうとして、努力し、でも失敗し、へこたれつつもさらに努力を重ね、前を見て歩き続けています。
多分、管理職として仕事をしていく上では「もがく」ということが醍醐味になってくるんだろうなと思います。
そして、そのもがくという行為を通して人は深みを増していくのだと思います。
最後に
今日は、つらつらと思いの丈を書きました。
何が言いたいかというと、「ありのままを知ることほど難しいことはない。たとえありのままの自分が分かったとしても、人間はいろんな経験をしてもがいて生きていくものなのだから、もがくことから逃げない方がいいのではないか」ということです。
映画のようなハッピーエンドを目指すとしんどくなりそうです。
ということで、独り言のような今日の記事を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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