10月6日〜10日までの予定で長野に行く予定です。co-creationの学びをしにいきます。講座の詳細は分からないのですが、行った方がいいというインスピレーションのもと飛び込んできます。たまに、こんな訳の分からないことをやらかします。
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今日は「怖がらなければ何ができる? ーLEAN INー」です
はじめに
今日も、10年前、2013年に発売された『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』シェリル・サンドバーグ著を参考に書いていきたいと思います。
シェリル・サンドバーグさんは当時、FacebookのCOOでタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれています。
できればポイントをギュギュギュっと絞って書いていきます。
今の世代の女性たちは賢すぎる
ジュディス・ロダン(当時、ロックフェラー財団の理事長)はアイビーリーグ大学で学長を務めた最初の女性である。そのロダンが、40代女性を対象にした講演で次のように語った。
「私たちの世代は、あなた方に選択肢を与えるために、懸命に闘ってきました。私たちは、選択肢を勝ち取ることが大切だと信じていたのです。ですが、働くのをやめるという選択肢をあなた方のこんなにも多くが選ぶとは、考えていませんでした」
私たちの世代は男女平等が推進される時代に育った。〜中略〜 それなのに職場は、子供を持つ親のために柔軟な制度を用意するほどには進化していない。私たちは、こうした現実のどれも予想していなかった。
私たちの世代があまりに無知だったとしたら、続き世代はあまりに現実的である。私たちは知らなさすぎたが、今の女の子たちは知りすぎている。彼女たちは「機会均等」の恩恵を浴した最初の世代ではないが、機会が必ずしも仕事上の成功につながるわけではないことを知っている最初の世代なのである。今時の女の子たちの多くは、自分の母親が職場で、家庭で、全てをこなそうと奮闘しているのを目の当たりにして育った。そして何かを諦めるしかないと考えている。その「何か」は、大体仕事なのだ。
<感想>
「あ!そうか!!」と目から鱗が落ちるくらいに腑に落ちる内容でした。
歴史は繰り返す、ミニスカートが流行ればロングスカートが流行り、そしてまたミニスカートが流行る。昭和レトロが新しい。
常に時代は少し前の時代を否定しながら進んでいくんです。私はそれを忘れていました。
私の話をします。
母は専業主婦でした。当時、100戸ほどが集まる社宅団地に住んでいて、母はその社宅内で気が合う人たちと人間関係を築き、時折内職をして家計の足しにしていました。
私が学校から帰った時に、母が家にいなくて書き置きがなければ、社宅内の誰の家に集まっているということです。心当たりの家を数件尋ねると簡単に母は見つかりました。
そのお家では大抵、近所のおばちゃんが3〜6人ぐらい集まりお茶を飲みながら話していました。
私にはその光景が、どうてもいい話をして無為に過ごしているようにしか感じませんでした。着ている服も部屋着同然。毎日膝の抜けたスウェットのズボンを穿いていました。そんな母の毎日は、子供の世話(ワンオペ)と、内職、どうでもよさそうなお茶会でほぼ終わり。私はそんな母の暮らしが魅力的には見えませんでした。そして、母みたいな見えない囲いの中で暮らす大人になることに怖さを感じていました。明確に否定をしていたわけではなく、ああはなりたくないと漠然と思っていたんだと思います。
おそらく、母にお世話になっている手前、母を完全に否定することはできなかったのだと思います。はっきりと否定できていれば、私の人生はもう少し主体的になったかもしれないなと思うことがあります。
*小学生でお世話になっていると思うのはおかしいかもしれませんが、私は常にそう思っていました。
終わり。
祖母の世代は戦争があり、みんなで必死に生きてきた時代。そう思えば、夫がお給料をきちんと持って帰ってきて3食昼寝つきと言われた生活は勝ち組だったのかもしれません。それでも私は母の世代を否定して育ちました。
前の世代たちが勝ち取ったであろう権利を、次の世代はいとも簡単に否定するのです。それが歴史というものだと思います。そして否定から次の形態へ変えていく。変わり続けるのが世の中です。
私たちは男性と同等に働く権利を勝ち取ってきた。だから、今、専業主婦を希望する人が増えているんですね。それと同時に社会は近年、働きたい(働かなくてはいけない)女性が増えてきています。もうすでに家庭と仕事を男女で支える家族が共同体として生きていく新しい時代の到来が始まっています。
怖がらなければ何ができる?
Facebookのオフィスの壁には、リスクテイクを促すポスターが貼ってあるそうです。「運は勇気あるものに味方する」「とりあえず始めよう、大胆に」そしてこの著者が好きなのが「怖がらなければ何ができる?」
女性が直面する障害物は山ほどあるが、その頂点に君臨するのが「恐れ」である。みんなに嫌われる恐れ、間違った選択をする恐れ、世間のネガティブな関心を引く恐れ、力量以上のことを引き受けてしまう恐れ、非難される恐れ、失敗する恐れ・・・。極め付きは、悪い母親、悪い妻、悪い娘になる恐れである。
<感想>
人は恐れる生き物だと言われています。危険を察知する能力が長けていなければ、生き残って来れなかったからだそうです。
恐れを払拭するためには「意思」の力が必要だと言われています。怖くなって当たり前、それをどのように考えて突破するのが自分に合っているのかということ見つけていくことが大切だと思います。
狩猟時代も農耕時代も集落の協力がないと生活できなかったと言います。そういう意味では集落が大きい家族で、それぞれの家々がゆるく繋がり運命共同体だったのだと思います。だから、日本では仲間外れというリスクには敏感になるそうです。みんなに嫌われる恐れ、ありますよね。歴史から見ても当然です。
「怖がらなければ何ができる?」
「怖がらないためにできることは何?」
最後に
「怖がらなければ」という前提を外すというのは一ついいことだと思います。ただ、それで動ける人は少数派だと思います。「そう言っても、怖いんだもん」となった時にどうするのかということだ大切かなと思います。
怖さを無理矢理乗り越えていくのか、誰かに助けてもらうのか、誰か(背中を押してくれる人)に相談するのか、さまざまだと思います。
いや〜、私も一つ怖いと思っていることがあって、どうやって乗り越えようか考えます。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
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・10月 5日(木) 20:30〜
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