今日は母の日ですね。私は子供がいないのでいつまで経っても子供の立場で迎えます。
それとは全く関係ないですが、ムーマンラッシュアワーの村本さんのスタンドアップコメディに行ってきました。
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６月１７日（土）１５：００〜 英國屋なんば店
７月３０日（日）１５：００〜 京都近辺
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今日は「笑いまで相手に委ねるな！」です。
はじめに
私は、ウーマンラッシュアワーの村本さんが好きで、たまに単独ライブに行きます。
村本さんは「お笑いだけが痛みに触れて笑わせてあげられる」と言っています。
だから時事ネタもするし、際どいと思われている話、例えば原発とかアイヌとかそう言った話題もされます。
お笑いとは緊張と緩和で、緊張した後に緩和を持ってくることで笑いにつながるそうです。
気になる方はYouTubeでウーマンラッシュアワー ザマンザイと検索して、２０２１年や２０２２年のネタを見てみてください。
今日のネタから感じたことを抜粋してお伝えします。
ちなみに！スタンドアップコメディでのお話ですよ〜！
それは本当にタブーなのか？
村本さんはアメリカのスタンドアップコメディに挑戦しようとしています。実際アメリカに言ってネタをやったりしたそうです。
アメリカでは笑いのネタとして、LGBTQや黒人の話題などタブーが多いとのこと。
アメリカのライブハウスでライブでネタをやっているときに、白人の方に首をかき切る仕草をされたことがあるそうです。
そのネタとは（すいません軽く触れます）、黒人にアジア人は見分けがつかないと言われてむかついたけれど、自分も実は黒人の見分けがつかなかったというものでした。
それはあるある話のブラックジョークだな〜と思って笑ったのですが、このネタで黒人というワードが出てきたということでブーイングにつながったのとのことでした。実際笑いも少なかったとか。
そして、黒人の部分を白人のおじさんに変えてネタをやったところウケたそうです。
これって何かおかしくないですか？？？
たまたま実際に起こった出来事が黒人だっただけで、白人でも同じことが起こったと思いますし、なんなら自分と違う年代かつ性別の場合、そういうことが起こり得ると思うんです。（年配の男性と若い女性とか、年配の女性と若い男性とか）
ワードだけに反応して、何がだめで何がいいのかという本質を感じ取れない社会の未熟さを思いました。そしてリスクのあるものは全て排除する。それは本当に良いことなのでしょうか？
ちなみにそのネタで黒人の女性は大爆笑していて、ライブ後にヒアリングに行ったら攻めててよかった面白かったと言われたそうです。
委ねる社会
ネタの中で、やってもいいか悪いかの判断を自分の頭で考えることを疎かにしているという話がありました。
アメリカでライブをやると、観客の中、たった一人でも大声で笑う人がいるそうです。
誰も笑っていなくても周りを気にせず笑っている。
それが日本人だと大きな声で笑いかけて、それが自分一人だと第一発声でやめてしまうことが多いんだとか。そこは笑いに来ているんだから、自信を持って笑おうよと言っていました。
そしてライブが終わった後に、「あそこでの笑いは正しかったのでしょうか？」と聞きにくる。それぐらい自分で感じた通りに笑えばいいやん、笑いまで誰かに委ねるなと。
実際、正解なんてないし、聞いた数の人通りの反応があるだけです。
コメディとは冗談であるという前提
今日のタイトルは「スタンドアップコメディ ライブ〜これは冗談だから怒らないでね〜」でした。
村本さんはコメディとはそもそも冗談を言って笑わせるもので、その上でさらにこれは冗談だからとタイトルに入れないといけないことのナンセンスさも指摘していました。
コメディを聞きに来たお客様に「今から言うことは全部冗談ですからね〜」と言ってからライブを始めなければならないような風潮になりつつあるんじゃないかという警告でした。
なんでも先回りして先回りして断りを入れていく。
お客は感謝するどころか、あれが入ってない、どこにそんなこと書いてるんだと言ってくる。だからさらに断り書きを追加する。
もう、落語の寿限無みたいになっていきますね。そのうち寿限無が現実になったりして。
最後に
もっともっと言いたいことはありますが、今日はここまで。
どうしても、ライブに行った直後に感じたことを書きたくて、更新がこの時間になってしまいました。約４０分で書いたので、読みづらかったら申し訳ないです。
ちなみに、コメディのネタは真実と嘘が混じってます。当然のことですが、念の為お伝えしておきます笑
では、今日もありがとうございました！
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