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NVC(ノンバイオレントコミュニケーション)2

新年明けましておめでとうございます!今日は1月5日。今日からまたブログを始めていきます。どうぞよろしくお願いします。

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今日は「NVC(ノンバイオレントコミュニケーション)2」です。

 

はじめに

年末に夫にNVCの記事を書いてもらいました。

 

a-lot-of-flowers.hatenablog.com

 

とても良いコミュニケーション方法だということは分かってもらえたと思います。

今日からはNVCの考えの基礎となる部分をご紹介していきたいと思います。

参考にした本はわかりあえない」を越える】 マーシャル・B・ローゼンバーグ著 今井麻希子 鈴木重子 安納献訳 です。

まずは、「自分の内面で何が息づいているかを表現する」という内容でお届けします。

平和のことば

「すべての行動は、他者と自分自身の幸福のために自らの意思で貢献するという、たった一つの目的のために行われる」

これは著書であるマーシャル博士の言葉です。

私たちが日々使う「言葉」が自分自身や相手・世界の捉え方に影響を及ぼしていることに注目して考案されました。

私たちが暴力的な言動をとる背景には「何が正しく、何が間違っているか」という捉え方があるとみます。間違っているものは正されるべきという考え方が暴力を正当化しそれが言動に現れると言います。

本書では、そう考えてしまうのはそのような教育を受けたからだと書いています。

わたしたちは他者を道徳的な判断、決めつけで捉えるように教育を受けています。意識のなかに、「正しい」「間違っている」「よい」「悪い」「利己的」「利他的」「テロリスト」「正義の味方」といった言葉が染み付いています。

指摘されて初めてわかることですが、私の頭の中にも、善悪で物事を見る癖がついてい流ことに気がつきました。

例えばですが、「何度注意しても夫がトイレの電気を消さない」ことにイライラすることがあります。自分の中にどんなニーズがあるのかを見てみると、「使わない電気は消さないといけないから、そう決まっている(だからダメ)」という思い込みがありました。もしくは「電気代がかかるから」「エネルギーの無駄遣いだから」電気代がかかることは悪いこと、エネルギーを無駄遣いするのは悪いことだという考えが私の中にあるということです。

「悪い」「だめ」という言葉が私の中で育ちすぎていて、自分自身や世界の捉え方に影響を及ぼしているということに気がつきました。

些細なことかもしれませんが、これが自分の世界観だとすればどうでしょう・・・。

ちょっと恐ろしいです。

2つの問い

私たちの内面で何が息づいている・生き生きしているか?(what's alive in us?)

人生をより素晴らしいものにするために何ができるのか?(what's can we do to make life more wonderful?)

NVCではこの2つの問いが基礎になるといです。

この問いは、問いかけるのは簡単ですが、答えるのは難しいと言います。

確かに、私が受けてきた教育の中で「今何を感じているのか言ってみて」と言われたことは皆無です。そして、「より良くなるためにはこうすべきだ」という教育しかなく、自分自身で考えることはその教育が自分の中に行き届いた後しかありません。自分本来の質から人生を素晴らしいものにするには何ができるか?という問いかけはできなくなっていると思います。

報酬と罰という観点から考えるように教育されてきたのです。

恐ろしい文章ですが、真実に近いと思います。

観察→感情→ニーズ→リクエス

NVCはこの順番で考えると言います。

観察

まず観察ですが、「誰かの行動で、あなたにとって気に入らない体験だったこと」を具体的に思い浮かべます。

その時に自分の判断や感情を交えずに客観的に観察するということが必要です。

先ほどの「夫が電気を消さない」ということは客観的事実なので観察としてOKです。「夫がだらしない」とか「夫が雑で困っている」(例えばですので!)というのは判断や感情が入っているので観察としては不適切ということになります。相手を正そうという思惑が透けて見えてきます。こういうことやってます。あ〜怖い。

感情

次に感情をみていきます。

私は「イライラする」と言いました。これは感情です。

「あの人はちょっとおかしいと感じる」これは感情でしょうか?感じるという言葉を使っていますが、判断が入っていますね。これは感情ではありません。

私がコーチングを受け始めた時に、イライラしている時の感情を聞かれ「Aさんが〇〇すべきだと思います」と答えて、コーチから「それは感情じゃない」と言われたことがありました。私は「これは感情です」と言い張っていたのですが、全然感情じゃなかったです笑

おまけにコーチに「感情って何ですか?」と質問して「悲しいとか楽しいとかムカつくとか」と言われて、「感情って少ないんですね!!」とぶつけたことを思い出しました。

感情に関する語彙ってたくさんあるのですが、実は全然使っていなかったりします。まずは感情の語彙を集めるところから始めるのがいいかもしれません。

ニーズ

多くの人は、決めつけを交えずに観察や感情を表現するリテラシーの獲得に苦労しますが、同じく、ニーズのリテラシーを身につけることにも苦心します。なぜなら、ニーズをネガティブなものに結びつけがちだからです。

自分自身のニーズを見つけにいきます。

先ほどの「トイレの電気を消すこと」での私のニーズは何なのかを考えました。最初に出てきたのは、悪いと思っていることを正してほしいということでした。これは私のニーズではありません。

そこで、もし電気が消さないことが悪いことでもなんでもないとしたら、それでも電気を消して欲しいのか?と自分自身に問いかけました。そうすると分からなくなりました。電気を消すことよりも、夫と笑い合うことの方が大切だなと思ったからです。トイレの電気がついていると言うのは私にとって対して大切ではなかったようです。

ただ、消していても付けていても良いかというと、使わないのなら消したほうがよさそうだなと思いました。消す方が自然に近い感じがしたからです。そんなことを言うと、電気、ガス、水道、ネット環境でさえ使えなくなって自己矛盾していますね笑

まだ、うまく整理はつきませんが、心の中にそういったニーズがあることは自分自身で理解できました。

最後に

今日はここまでで、リクエストは次回取り上げたいと思います。

この本の中で気になった文章を取り上げます。

私たちが自分と他者に奉仕するのは、義務感、罰への恐れ、報酬への期待、罪悪感や羞恥心からではありません。私の考える人間本来の性質として、与え合うことに喜びを見出すのです。

仕事では、義務感とか報酬への期待等で動きがちです。今の資本主義の世の中ではそれは悪いことではないと思いますし、大切なことだと思います。常にこのようなコミュニケーションは取れなくても、何か問題が起きた時に活用すると言うのはできるのではないでしょうか?

今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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