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47歳の新人さんを迎え入れて新卒とのギャップを感じたこと

新しいセーターを買いました。西脇市にあるTAMAKINIIME(玉木新雌 たまきにいめ)さんのお洋服です。気分はウキウキ!!着るのが楽しみ!

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今日は「47歳の新人さんを迎え入れて新卒とのギャップを感じたこと」です。

 

はじめに

11月に47歳の新人さんを迎え入れました。家業の自営のお手伝いやお子さんの部活動の保護者会等で忙しくされていたようですが、いわゆる「企業」という場所で働いたことがないようで、慣れるのに四苦八苦されています。

一緒に働いていく中で新卒の方との違いを感じています。それは私たち4、50代が新卒だった時の当たり前です。彼女と接していると、「あ〜、あの時はそうだったな」とタイムスリップした感じでした。

荷物を持つ等の気を使う

「仕事ができないんだから、それぐらいはしなさい」と教えられた「それ」をしてくれます。

例えば、あいさつ、ドアを開ける、荷物を持つ、率先して片付けをするなどです。

さすがの気配りと言いましょうか、とても快適に過ごせる感じがします。

ありがたいことです。

「家で勉強してきます」と言う

今は仕事に必要な勉強は出るだけ時間内にさせると言うことが当たり前になりつつあります。「家ではリフレッシュしておいで」と言うのが上司の優しさであり、若者の当たり前なのです。(かなりのずれがあります・・・)

その時代において、「家で勉強してきます」と言うのは死語なのかもしれないと思います。

それを言ってくれるのはありがたい。

ですが、家に帰られたら家事やお子さんのお世話があるので、「それはしなくてもいいですよ〜」とお伝えしています。

「何かやることないですか?」と言う

これも最近はあまり聞かない言葉です。

若者は仕事がないとぼーっとしていたりします。「だって指示がなかったから」と言いそうです。

夫の話ですが、大学生のアルバイトの子を雇った時に、バイト初日に仕事がなくなった時間があって、その時間に携帯電話を触っていたそうです。復習をするとか何かやることないですか?とかはないんですね。その方は、3日目のバイトは体調不良で休んで、4日目当日に「私には合わないので辞めます」とメールかLINEで言ってきたそうです・・・。私は結果そういう子には早く辞めてもらってよかったなと思いますが、それにしてもなんだかな〜と思います。そういう子も増えているのでしょうね。

もちろん、そういう4、50代の方もおられるとは思いますし、もしかしたら年代の話ではなくその人個人の資質の問題もあると思います。

ですが、相対的に「何かやることはないですか?」というのは4、50代の方が多い気がします。

ハラスメントに耐性がある

昭和の企業でもそつなく対応してくれます。

例えば、ちょっと怒鳴っている人がいても、「あー大変なんだな」と思ってスルーしてくれますし、上司に冗談で「ご飯に行こう」と言われても大人の対応でそれなりに答えてくれます。

「絶対に嫌なんで!!!」みたいな感じにはならずにその辺りはやはり年の功と言ってもいいのかなと思います。

さほどフォローもいらないって感じなのはありがたいです。

SNSが使えない!

一方、SNSが使えないです。

LINEもメッセージのやり取りはできるのですが、それ以上の機能はわからないようですし、FacebookInstagramもZOOMもわからないようです。

今では企業もさまざまなSNSを使って発信していますから、そういったものがわからないのは困る感じになります。

SNSの使い方(メンションや送信取消や改行等)で1時間半レクチャーしました。それでもやはり慣れないので時間がかかっておられます。

最後に

新しい人を採用すると聞いて、ちょっとしたハラスメントに耐えられる感じの40代の方を採用してほしいとオーダーしたのは私です。昭和の企業なので正解だったな〜と思っています。
仕事の経験はなくても人生経験があるのでそこはプラスに使ってもらえたらいいなと思います。一方、記憶力や適応力は落ちているので、そこは時間をかけて覚えて貰えばいいなと思っています。

一番ありがたいのは「コミュニケーション力」です。

明るく、しっかりとした意思疎通ができるので、今は仕事ができなくても大丈夫と思えるのだと思います。1年後に慣れてくれていたらいいな〜。

地方の中小企業の事例でした。

では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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