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5人に1人は怖い職場で働いている〜ケアリング・ワークプレイスを考える〜 その1

 

今日は神戸元町の夜市の日。夫がお手伝いに行っているのでちらっとみに行ったのですが、すごい人!!犬連れだったのですぐに帰ってきました。

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今日は「5人に1人は怖い職場で働いている!ケアリング・ワークプレイスを考える〜 その1」です。

 

はじめに

知人女性(30歳)と話したときのことです。

彼女が新卒で入社した会社は、男性社会がまだ強くて、営業の女性は彼女一人という状況だったようです。その時に色々と大変な思いをしたと言っていました。

その彼女がおすすめしていた本が「ハラスメントが起きない職場の作り方」中川瑛著でした。

最初にグレーゾーン事例が載っているのですが、それを読んだだけで心が痛くなりました。それは私がやっていたことだったからです。

しばらくはこの本を取り上げて、ブログを書いていきたいと思います。まずは序章から取り上げます。

5人に1人は怖い職場で働いている

2020年の調査によれば、5人に1人は職場でハラスメントを見聞きしたことがあると言われています。

さて、この本で紹介されている結果をどう見るでしょうか?

私は読んだ時、少ないと思いました。それは私が働いている環境が異様だからでしょうか笑。

5人に1人、この現実を多いと思うのか少ないと思うのかは主観になります。

私が少ないと思ったのは、自分自身が厳しい職場環境で、我慢して頑張って働いてきたからかもしれないなと思いました。

荘子て、我慢して頑張って働いてしまうと自分も知らず知らずのうちにパワハラの加害者になる可能性が高くなるなと実感しています。

ハラスメントじゃないかと感じること自体が悪影響

ハラスメントを受けている人は、そうでない人と比べると1.5倍以上の人が転職を考えていて、実際に転職活動をする人の割合は実に2.5倍にも及ぶのです。

実はハラスメントをされた人だけでなく、「ハラスメントを見聞きした人」も転職意向が高くなることがわかっています。

重要なのは、この結果があくまでも主観的な評価に基づくこと。法的に厳密な要件を満たした「ハラスメント」かどうかではなく、「これってハラスメントなんじゃないか?」と感じること自体が悪影響になるのです。

この転職を考える人の割合は、きっとハラスメントが認識され始めてきた頃の若手か、それ以降に入社した人だと思います。40代になってからハラスメントを受けて転職活動というのはごく稀なことだと思うからです。給料も下がるかもしれないし、今まで我慢してきた実績があるからです。

ということは、若手の離職率は平均以上だと思います。

正直にいうと、仕事を週3回ぐらいにセーブしていて、生活費を稼ぐ必要がなくなった今では、「ハラスメントじゃないか?」と感じているところで働くことの意義が見つけ出せません。

昨今の若い人たちは、お金にそれほど執着していない人も多いと感じます。それであれば、私と同じように考えても不思議ではありません。

逆に、昔、カッコ良いと感じられていたことは、今の時代ではカッコ悪いとなり、全く別の世界観が広がっていると感じています。

ハラスメントの発生要因

簡潔に言うと、ハラスメントの発生要因は、「成長の過度な追求」と「上位下達の組織文化」です。成長の角な追求とはノルマ、達成などのプレッシャーがかかる仕事であるとか、顧客の要求が厳しいとか、社員同士が競い合う文化を持っていることがその構成要素となっています。上位形の組織文化とは、トップダウンの意思決定が行われ、移動や転勤出向などの人事異動が多いことそして飲み会を断りにくい文化があることなどが指摘されています

いらぬお節介は時にパワハラを生み出すというのはよくわかります。

とはいえ、会社にとって、仲間にとっては成長してもらわないと困るので、あの手この手を使って成長してもらおうとするのもわかります。

この辺りの加減というのは、先天的に上手い人もいれば、後天的に身につけざるを得なくなって勉強して身についたという人もいると思います。

もし、今、加減がわからない人がいれば、部下に対する成長要求を部下本人と自分の期待を比較してみてください。それで、自分の期待の方が大きければそれはパワハラをしてしまう可能性が高いことを示唆しています。それぞれ数値化してもらったり、具体的にコミュニケーションをして比較をしたりと、時間がかかりますが、それは必要な時間なのかなと思います。

最後に

思っている以上にハラスメントやグレーゾーンは簡単に出来上がります。特に年齢が高ければ高いほど、サービス残業をたくさんしていればしている分だけ、ハラスメントを起こす可能性は増えると思います。

まずは、自分自身が仕事に対してどのように向き合っているか、振る舞っているか書き出してください。それを客観的にみてダメだなと思ったら改善することができます。

自分を見つめ直し、今のルールに置き直す、とても大切なことだと思います。

では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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