2泊3日の佐渡島の旅行から帰ってきました!海が綺麗で海産物が美味しく、そしてお米も美味しい!とっても良い場所でした。そして一番感動したのは、トキが飛んでいる姿を見たトキです。なんとも美しい色でした。私は一生、朱鷺色を忘れることはないと思います。
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今日は「後悔しないという選択肢が取れない時もある」です。
※雑談です
はじめに
佐渡島は朱鷺(トキ)の保護で有名な場所でもあります。
ある1人の男性とトキの物語が印象に残ったので紹介したいと思います。
「俺は世界一の裏切り者」
トキが絶滅寸前にまで追い込まれた時のお話です。
ある1羽の幼鳥が群れからはぐれてしまいました。
貴重なトキ。環境庁と相談したその地域の役所は幼鳥の観察と餌付けをその地域のある男性に依頼しました。
その男性は毎朝、同じ服を着てトキの元までいき、「コーイコイコイ」と呼び、その距離を徐々に近づけて行ったそう。そしてトキはその男性の手から餌を食べるまでになついたそうです。
ですが、群れからはぐれたトキが1羽で生き残れるほど自然界は甘くありません。春になれば天敵にやられてしまうことは簡単に予測されます。
そこで捕獲班が捕獲に乗り出すのですが、細かな異変を察知し警戒して近寄ってきません。捕獲班の捕獲作戦は失敗に終わり、最終的にその男性に捕獲を依頼することになります。
その男性は迷いに迷った挙句、トキを捕獲します。トキは「クワー」と一度鳴くだけだったと言います。
そして、その男性は、保護という大義名分をして、大切に見守り自分を信頼してくれたトキを捕獲し、自由を奪ってしまって良かったかということを一生後悔していたそうです。
ただ長い目でみると、そのトキは36歳という高齢まで生きましたし、その後のトキの保護活動にもとても有意義な資料を残してくれたそうです。
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これは非常に難しい問題で、結果が良ければ良かったではないかという問題ではなく、そのご本人のポリシーの問題だと思うのです。
もしかしたらどちらの選択肢をとっても後悔したのかもしれないなと思います。
後悔しない選択肢はない時がある
仕事でもあると思います。
特に人に関する問題となると、本当に難しくどちらかを立てるとどちらかが立たずということがあると思います。どれだけ丁寧に対応しても後悔が残る選択になる、そういう時です。決断した後も迷い続けるようなそんな時です。
私にも今でもそれが正しかったかどうかわからない選択があります。仕事ではないのですが。
私自身が大学を卒業した後に、自分が所属していたクラブ活動(チアリーダー部)に関わっていた時のことです。
発表会まで1ヶ月を切った時、その時の部長が体調(メンタル)を崩し、練習に来れなくなってしまいました。その部長はそのクラブでは実力があり、ワンマン的に引っ張ってきていた子でした。精神的、実力的支柱が抜けた穴は大きすぎました。副部長の子は器用ではないけれど真面目なタイプで、「私が頑張らなきゃ」、「後輩たちを不安にさせてはいけない」と思って、必死でその部活を支えている状況でした。
発表会まで後3日という時になって、部長の子から「最後の発表会にどうしても出たい」という連絡が来ました。今まで抜けた大きすぐる穴を埋めるべく必死に支えてきた副部長の子。メンバーみんなも部長がいない状態を受け入れて最後のラストスパートを前向きに頑張っている時でした。
部長を出すをいう結果と取ると副部長の子が壊れてしまいそう。副部長の子を取って部長を出さないという選択肢を取ると後味の悪さが残ってしまいそうという状況でした。
私は副部長の子から相談され、頭を抱えましたが、どう考えても判断するのは私ではありません。話し相手になれるだけです。
最終的に、優しく他人思いの副部長の子は、部長がステージに出ることを一部、了解しました。もう部長がいない前提でフォーメーションを変えていることもあり、数曲しか出ないことにしました。
恒例の部長挨拶は、部長本人がしたいとのたっての希望で部長がすることになりました。
本番当日、部長の子は誰よりも良い笑顔で踊っていましたし、部長挨拶も涙、涙の感動的なものでした。友人も多く、ご両親も彼氏も見にきていて応援ムードでした。
一方、副部長の子は、顔がこわばっていました。ある曲では途中で振りが飛んでしまい、曲の途中で舞台からはけて(袖に引っ込んだ)しまいました。彼女の張り詰めた気持ちがぐちゃぐちゃに踏み躙られたという感じがしました。
私は舞台からその様子を見ていて、「どっちも救いたかったけれど、どちらかしか救えない時があるんだな」と思いました。
土壇場で吹っ切れて自分のやりたいことを貫いた部長。
最後の最後で優しさから相手を優先して自分のメンタルが崩れてしまった副部長。
そうなった時、私にはどうすることもできません。
副部長の子のレジリエンス(回復力、復元力)の可能性を信じることしかできませんでした。
その後について
その後は副部長の子が気になりました。噂では学校にはきているけれど、もう部活とは関わりたくないと思っていると聞きました。それほど辛い経験だったということだと思います。
ただ、私はずーっと気になっていました。
彼女が卒業して1年後ぐらいに、私は彼女の勤務先を知ることになりました。
私は今の彼女の状況が知りたくてたまりませんでした。元気で仕事をしているのかと。
彼女に手紙を書いて勤務先に届けることにしました。(まだメールも一般的ではなく、LINEが登場していない時のお話)
緊張しながら勤務先を訪れ、自分の身元を証し、取り次いでくれた職場の方に後輩に手紙を渡してもらえるよう依頼しました。
すると、その上司の方が勤務中にも関わらず、その後輩を呼んできてくれました。
彼女は私を見てすごく驚いた様子ですが、職場の先輩からも気に入ってもらい元気に頑張っているようでした。勤務時間中だったということもあり、手短に話をして手紙を渡して帰ってきました。
私は彼女に自分が頑張ってきた4年間を否定してほしくないという気持ちとあんな終わり方になったけれど気にかけてくれている人がいるということを知ってほしかったという思いもありました。
最後の行為は私の自己満足でしかなかったし、それが良かったのかどうかも分かりませんが、その時に私が感じた気持ちは本物だったなと思います。
最後に
今日は仕事には関係ないことをつらつらと書いてしまいました。
結果的に、どっちをとっても後悔することがあるという場合、その時の自分の本当の気持ちで動くしかないと思いますし、その結果起こった出来事はもう自分の範囲を超えているので、その登場人物たちを信頼し、何か「運命」という大きなものに委ねることしかできないのではないかと思うのです。
今日はちょっとセンチメンタルな回でした。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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