高市新総裁に決まりましたね!自民党初の女性党首。ご出身は、奈良のごく一般の共働きの家庭で。、小学校・中学校・高校はすべて公立。ご両親から短大でないと学費を出さないと言われ東京の私大ではなく、神戸大学に進学され、通学往復6時間に加えて自分でバイトをして学費を稼いでらしたとか。すごいお方です。
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今日は「ワークライフバランスを捨てるという本意は?」です。
はじめに
高市新総裁の選出後の挨拶について、盛り上がっていましたね!
「今人数少ないですし、全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます」
「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」
この発言は賛否両論を巻き起こしていますね。ちょっと遅いのですが笑、私も取り上げてみようと思います。私は賛成派です。
否定の意見
ネット記事でどんな批判があるのか見てみました。
「総裁による公的な場での発言の重み、影響力を分かっていない」
「自分のライフワークバランスを守らない人は、他人のワークライフバランスにも配慮しない」
「辞める公務員が増える中で、さらに深刻化しそうで心配」
「時間内に働いて、しっかり評価されて、生活できる給料が得られる日本社会をどう作るかに尽力するのが、優れたリーダー」@コンサルティング会社ワーク・ライフ・バランス
「ご自身の覚悟だとは分かりましたけど、今企業も多様な価値観の働き方を実現するために管理者たちは必死なんで、ええ、ガクッときました」@フジテレビ 佐々木アナウンサー
「医者として言わせていただきますが、よくないです。心疾患などによる過労死、過労うつ、燃え尽き症候群などの不幸なデータの蓄積の結果、ようやく導入された概念がワークライフバランスです。後戻りはあってはなりません」@香山リカ X
高市総裁の発言をかなり自分ごとと捉えておられる方が多いですね。
発言を見れば分かりますが、これは自民党の議員の方とご自身に向けた言葉です。そして、国会議員には労働基準法が適用されないそうです。
それは「雇われて働く人」ではなくて「国民に選ばれて国を動かす人」だからだそうです。
考えてみればそりゃそうですよね。災害が起これば夜中の何時だろうがすぐに陣頭指揮を取らないといけないでしょうし、その他にも私たちには思いもよらないような活動や勉強があると思います。
ある意味、経営者や個人事業主のようであり、一方で、選挙で落選すればただの人で、議員になれば、高額の給料が保証され、国の税金で支払われているという、独特な世界観だと思います。
賛成・擁護派の意見
高市総裁の話を受けた直後に石破前総裁が話されたのがこちら
「まああそこまではっきり、ワークライフバランスを辞めて言われると、大丈夫か〜という気はせんではない気はありますが、それは高市新総裁の己を捨てて全て全身全霊、国家国民のために、次の時代のためにという決意の表れだと思っています」
これを読めば、意図はしっかり伝わってきますね。
大丈夫か〜と思った、というのは親心的な心配だったのかもしれませんね。
「皆様の方はワークライフバランスを大事になさってください。私は今一生懸命働いておりますけれど今日、日曜日ですよ」
高市新総裁の記者の方々に向けての発言はこちら。自分と他人を切り分けているのがよく分かります。
「決意を述べたまでで、国民の皆様に対して、過労を要求するつもりではないことくらいわかるでしょう」@元経済産業官僚 門寛子 X
賛成派や擁護派にはこの意見と同様の意見が多くみられました。
そして、過去の行動を見ると、高市総裁の総務大臣時代、職員のサークライフバランスの観点から早朝レクを廃止したそうです。
ここでも、自分と他者をしっかりと切り分けられています。
賛成の理由
私は高市新総裁の発言を動画で見たときに、真意がわかったからです。顔つきがキリッとして、その覚悟が見て取れました。
切り取らず、前後の文脈からちゃんと見れば、誰に向かって話したかは分かります。それを読み取れないのはとても残念だなと思うのです。
また、真剣に働いたことがある人なら理解できると思いますが、ワークライフバランスなんて気にしていると思うように働けません。ワークに偏る時期があることを否定する必要はないと思っています。ワークに偏る時期を経て、仕事のできるワークライフバランスが成立するのであって、いつも誰かから与えられるワークライフバランスに縋っているようでは、突然、思った仕事が与えられなくても文句は言えないと思うからです。
サラリーマンもそうですが、転勤したばかりだったり、昇格昇進したばかりの時期は、慣れるまで仕事に比重を起きがちです。それは永久に続くものではないし、そのうち良い加減が分かってくるものです。その時に、ワークライフバランスというよりもワークインライフの生活になるんだと思います。
会社の経営者さん、自営業者さんはワークライフバランスとは別のところで働いています。国会議員もそうです。
それが公務員となると話は別で、それは労働基準法に従って働く必要がありますね。そして、働いている人全員に言えることですが、体調を崩して本当は初日がいいですが、仮に無理しないといけない時でも数日経っても体調が戻らない時は休まないといけないです。特に仕事で人間関係に起因する失望や絶望を感じた時は、休んだ方がいいと思います。
最後に
高市さんはご主人の介護もおありだそうです。
学生の頃から叩き上げで、自民党総裁になられて、本当に素晴らしいと思います。
出馬の資金は自分でコツコツ貯めた2000万円で初めて議員に立候補したそうです。ですが、落選して0円に。その1年後、再度立候補する時は、皆さんが反対されたそうです。そんな中、夜遅くに自宅に帰ると机の上にお父様からの手紙が。そこには、「次の出馬の資金は私の退職金を使いなさい」という趣旨のことが書いてあったそうです。
素敵なエピソードだな〜と思いました。
総裁としての政策面はこれからです。どんな政策を打ち出してこられるのか見ていきたいと思います。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
❀ 𖤣𖥧𖥣 * … * … * 𓂃𓈒𓏸◌ ❀
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