世の中は夏休みに入りましたね。毎日暑い!
我が家は犬がいるのでクーラーを入れているのですがMそうすると私が寒い!
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今日は「卓越性=よりよい仕事をしよう”という意志(excellence)」です。
はじめに
心理的安全性についてこのブログでは5回にわたり取り上げてきました。
心理的安全性が大切だというのは理解しているのですが、私には心理的安全性を逆手にとって、自分を守ろうとしている人たちがいるのではないかという懸念の払拭ができずにモヤモヤしていました。
そこで、もう一度心理的安全性について調べていたときに、「卓越性をまもるために心理的安全性がある」という言葉を見つけて、ホッと安心しました。
今日はそういった側面から書いていきたいと思います。
優秀なチームはミスが多い?
このブログはチームの心理的安全性の概念を最初に提唱したハーバード大学で
エソモンソン氏はチームの研究をしており、医療関係の複数チームを調査していたそうですが、その時に「あれ?」と思うようは調査結果に出くわします。
それが、優秀なチームほどミスが多いという結果でした。
それについて考えたり追加調査しているときに思いついたのだそうです。
「ミスを報告できる、またミスを指摘し合える環境にあり、それが改善に活かされているのではないか」
まさに心理的安全性の原石のようなものだと思います。
ここで大切なのは、「指摘をし合える関係性」ということです。指摘をし合えるということは「指摘されたことを受け入れられ個人」が存在するということです。
心理的安全性はただ優しくすることではない
嫌なことをあえて言わない、ということでもない。むしろ逆です。
心理的安全性とは「率直さ(candour)」のこと。そして、「対立がない」ことでもありません。心理的に安全な職場には、むしろ対立があります。
人は違う視点を持っていて、時には衝突することもある。
でも、その中で相手の考えを理解しようとし、よりよい解決策を見つけていくのです。
嫌なこともチームのためならあえて発言する。
対立を産むことでもチームのためならあえて発言する。
そういうことです。全てはチームのために働いているということです。もちろんそれにより個人が犠牲的になれということではありません。
その両方が良いバランスで取り入れることだと思います。
時には個人の方が優先されるでしょうし、時には仕事(チーム)の方が優先されると思います。そういうことです。
心理的安全性があるからといって、自分の意見がいつも称賛されるわけではありません。
サボっていいという許可でもなければ、不満を垂れ流す免罪符でもないし、
何でもかんでも話していいということでもありません。仕事に関係のあることを、配慮と思慮をもって共有することは必要です。
心理的安全性を話すなら、この卓越性も一緒に話をしないと、全く違ったものとして捉えられる可能性を孕んでいるなと思います。
「意見を出しても通らない。上司は何を考えているのかわからない」
そうして無気力になり、いつまで経っても上司の批判ばかり言う人もいると思います。私が働いている時にもいました。それはとっても勿体無い。
意見を出してもチームとして違う意見の人たちと働いている以上、却下されることもあります。それを受け入れながら、またよりよい提案に繋げていくというそういう力を安なう必要があると思います。
そして、発言には配慮と思慮を添えて。
心理的安全性はどういった時に発揮されるべきか
エドモンソン氏はこのような事例を挙げていました。
1。医師の指示通りに薬を投与しようとした看護師がその量に違和感を感じた。医師に確認をしたいがすでに家に帰った後。前回、同じようなことがあって電話をした時、不満そうな声で指示通りに投与せよと言われた。
このようなケースにおいて「今回も違和感があるけれど、きっと医師が正しいのだろう」と自分に言い聞かせて電話をしない。
2。パイロット訓練中の若者が上司のミスに気がついた。
このようなケースにおいて、「でも自分は訓練中だし・・・」と思って声を上げなかった
3。ある会社に幹部として入社した。その会社は別の会社との合併話があり、ポジティブな方向で進んでいる。でも、見落としている点があると感じている。
このようなケースにおいて「かなり交渉は進んでいるようだし、きっと大きな問題にはならないだろう」と意見を言わなかった。
・・・
沈黙する方が摩擦は起きないし、嫌われることはありません。
発言すると嫌われたり評判を落としたりすることがります。でも、黙っていたら評判は落ちようがありません。だって上司の指示に従っただけだし、その責任は上司にあって自分には一切ないから。そう思ったら、絶対声なんてあげません。
お客さま(患者)のためだと思ったらどうでしょう、声をあげると思います。
その仕事に誇りを持っていたら、声をあげると思います。
ちょっとした確認もしやすい職場だったら、声をあげると思います。
そういう意味での心理的安全性です。
誰かに文句を言うとか自分の利益を通すとかそういった意味での心理的安全性ではありません。もちろん、非常に大きな出来事があり心が疲れてしまって仕事が手につかないから休ませてほしい、そういうこともあると思います。それは声を出すべきだと思います。
最後に
心理的安全性は一方的に供与されるものではなく、従業員本人もよりよい仕事をしようとする意志、嫌なことや対立があることを言うことと言われることの両方があることを知る必要があり、みんなで作り上げていくものだということを知らないといけないですね。
なんでもハラスメント、自分の意見と違う人はハラスメントというのはなんだか悲しい気がします。
分断ではなく、どうしたら一緒に世の中のために働けるのかを考えていくのがいいな〜と思いました。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
❀ 𖤣𖥧𖥣 * … * … * 𓂃𓈒𓏸◌ ❀
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