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事実を切り取る力

昨日の夕食は豚しゃぶでした。豚しゃぶを食べながら聞いた話を元にお届けします。

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今日は「事実を切り取る力」です。
これは昔、郵政局員だった父が上司である官僚から言われた言葉を参考に書いてます。vol.1です。

はじめに

昔、テレビのマジックで大人数が消えたというネタをやっていて、明かされたタネが、消えたと思った全員が一斉に走って建物の影に移動していたというなんとも言えないモノだったことがあります。

「人が消えた」と解釈するか、「いなくなっただけ(物理的に移動できる場所にいるだろう)」と解釈するかで思考の働き具合が変わってきます。

考えてみてください

事例を挙げます。

あなたは通勤のために特急電車に乗っていました。電車が急停止しました。周りがざわざわしています。しばらくしてアナウンスが入りました。「急病人がでたために電車を急停止しました。看病のため、しばらくお待ちください」

 

この中で事実はどれですか?

答え

事実は以下の通りです。

・通勤のため特急電車に乗っていたこと

・電車が急停止したこと

・周りがざわざわしたこと

・急病人が出たとアナウンスが入ったこと

 

お分かりですよね。

急病人が出たことは事実ではなくて、急病人がでたとアナウンスが入ったことが事実です。

事実を切り取る力

上司として部下の報告を聞いていると、「どれが事実でどれがあなたの思っていることなの?」と聞きたくなる時があります。

特にお客さまに怒られたとか、お客さまのからクレームがあったなど、部下にとって嫌な出来事が起こったときに、事実と思いが混在することが多くあります。(子供もそうですね)

それを部下に再度確認しても、部下本人が事実がどれで思いがどれなのかが判別できていないので、ヒアリングが難しい時があります。

そう言う時は上司側に事実を切り取る力が必要になります。

実際に書類を目で見て補完することも必要でしょうし、時間がない時はお客さまに直接話を聞きに行く等対応が必要です。

気を付けたいこと

部下は一生懸命自分を庇うことがあります。「はいはい、分かった、もういいから」と無下にしたくなることもありますが、(というかしたこともあります。上司だって人間だもの)部下の「私は悪くない」とか「私も悪かったけどお客さまも悪かった」と言う思いに寄り添ってあげてほしいと思います。

私達、上司も部下の言っていることを鵜呑みにしてしまい判断を間違えた時に部下のせいにしたくなる時があります。人間なので当然の心理です。(心の中でははめられたと怒ってたりしました)

ですので、一瞬でいいので部下の感情に寄り添うことも大事だと思います。

その後、冷静に指導してください。

まとめ

事実を切る取る力を身につける

・その時の部下の事実を切り取る力を見定める

・事実を切り取れない部下を責めすぎない
 一瞬でいいので感情に寄り添う

最後に

事実を切り取るって難しいと思います。なぜなら、私達が日頃全て事実を切り取ることをしていれば、多くのことに時間がかかるし、感情も湧いてきません。

日常の多くは自動モード(省エネモード)で動いているからです。

ただ、ここぞと言うときはしっかりと脳の切り替えを行えるようにしておいた方が良さそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。

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