適性があるのに出世したくない女性達

年度始めでした。今日はいつもより会社に人が多かった気がします。
今日は思いっきりジェンダーのお話しです。今までの経験でお話ししています。これからは変わってくるかな？

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女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、
女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。

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今日のテーマは「適性があるのに出世したくない女性達」です。

出世は全員関係者
適正に問題があって出世できない男性
適性があって出世したくない女性
まとめ
最後に

出世は全員関係者

３月末から４月にかけては人事異動で社内が揺れます。異動の発表をみると心が揺れませんか？その一人一人の揺れが伝わってくる気がしています。

女性の登用、女性の登用とお題目のように毎年言われているので「出世には興味がない」「出世とは無関係」そう思っていても、多かれ少なかれ気にはなるし、そもそも他人の出世も含めて人事異動の影響から逃れられないのが会社員です。

適正に問題があって出世できない男性

ちょっと刺激的な見出しにしました。まずは男性からみていきます。

こういう男性が意外と多いのです。男性の方は口でなんと言おうと出世したいという気持ちがどこかに見え隠れします。今まで適性があって出世したくないという男性には出会ったことがありません。ずっと平社員がいいと言う「釣りバカ日誌の浜ちゃん」みたいな方はいません。

その理由として、出世する方がお給料が高くなるということはあると思います。

それよりも（同じぐらいの学歴の）後輩が自分より先に出世する。後輩が自分の上司になると言うことに割り切れない人が多いのかなという印象です。特に若ければ若いほどです。

出世にテーブルに乗らないケースは２点。

・まずは実績が追いつかないケース。この水準まで実績を残せればテーブルに乗せられるよ説明のしようがあります。

・次は実績はギリギリで、適性に問題があるケースです。
適正に問題がある例として、必要な試験を取っていない、後輩を指導していない、適当にサボる、よく休むを挙げたいと思います。
そういう方は不貞腐れがちです。すると、より後輩を指導しない、より適当にサボる等と悪循環に陥りがちです。そこを改善する必要があるのですが、なかなか伝わらないものです。もどかしい。

適性があって出世したくない女性

女性はこちらのタイプ。適性があっても出世したがらない。
適性がないのに出世したがる女性はまだ少数です。

やってみたらできるよと言っても嫌がる方が多いですし、出世してからでも仕事はきっちりやっているのですが、嫌だ嫌だと言っている方もいます。

私はこのようなタイプの女性にこう言ったことがあります。

「私はあなたは課長になっても十分にやっていけると思うよ。でも嫌ならそのままでもいいと思う。課長になれば確かに責任は増えるから。でもね、今は女性の出世が一般的になってきているよね。もしあなたの１つ下や２つ下の女性の後輩が先に課長になって、その後輩の下についてもうまくやれると思うのならそのままでいいと思うよ。思っているより悔しいと思うよ」

彼女のその後は覚えていませんが、優秀な女性だけどなんとなく不安だからという理由で出世を拒んだ時はこれが１つの答えかなと思っています。

一緒にコミュニティを運営しているゆっきーは部長の時、『お試し出世』を取り入れたそうです。お給料はそのままで３ヶ月だけ管理職をやってみる。その上で嫌だったら元に戻る、行けそうだったら辞令を出すという方法です。

３ヶ月ならと受けてくれ、やってみたら意外とできたので、そのまま管理職になったそうです。