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チーミングとは

最近、ブログが滞りがちで・・・。そこで!火曜日と木曜日は必ずアップすることに決めました!性弱説って本当だな〜と思います。人は弱い生き物ですね・・・。そんな弱い生き物でも続けられる仕組みが必要だな〜と改めて実感しております。

 

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今日は「チーミングとは」です。

 

はじめに

前回、前々回とエイミー・エドモンソン氏の心理的安全性と卓越性に関する内容を書きました。

 

a-lot-of-flowers.hatenablog.com

 

a-lot-of-flowers.hatenablog.com

そのエイミー・エドモンソン氏が提唱する「チーミング」という概念を取り上げようと思います。

というもの、後の本文を見て貰えばお分かりかと思いますが、固定されたメンバーで働くことがそもそも少ない職場にいたからです。銀行の窓口の仕事はチームワークが必要でした。誰がどの処理ができるのかを把握して、そして手が空いていたらさっと手伝う、そんな仲間と働いている時はとっても楽なんです!
でもいつもそのメンバーで働けるとは限りません。パートの方は入ったり抜けたりするし、正社員だって休みがある、上司も休みを取る。

そんな状況で毎日をうまく乗り切るための考え方があるとしたら、知りたいと思って、頑張って調べました!ではどうぞ!

チーミングとは

まずはチーミングの定義です。

即興的・流動的なチームワークであり、固定されたチームとは違う

・従来の「固定されたチーム」ではなく、その場その場で変わるメンバーと連携して働くスタイル。初対面であっても、迅速に連携して仕事を進める必要がある

例えば、病院の救急チーム、災害対応、プロジェクト単位の協働などが挙げられていました。

今は、プロジェクト型・シフト制・複数チーム掛け持ちをされている方が増えてきており、チーミングはあらゆる業界で求められていると言われています。

そう考えれば、私も銀行を退職して以降、業務委託で働いてきましたが、人間関係の構築にそう長い時間をかけていられないということがありました。その時々に空いているところに入ってチームをうまく回すということをやってきたように思います。

ですので、この考え方は納得です。

チーミングに必要な3つの要素

現代の仕事は「前例がない」「答えがない」ことが前提であり、「試してみる」「対話して調整する」ことが大切だと言われています。流動的なチームであればあるほど、固定された手順よりも、「その場で考えながら連携する力」が求められます。

3つの必要な要素は以下の通りです。

① 謙虚さ(Humility)

  • 「リーダーであっても正解はわからない」と認める
  • 他者から学ぶ姿勢が重要(=状況対応型の謙虚さ)

前例がないのですから、リーダーは知識で引っ張っていくことはできませんし、今は専門の細分化が進んでおり、リーダーが全てを把握することは不可能です。他者の意見から学ぶ姿勢というのは今まで以上に必要になるのではないかなと思います。

私も自分の専門以外の内容のマネジメントが必要になった時、本当に苦労したことがあります。それまでは、知識量で部下を引っ張って行ってたのですがそれができなくなってから、他者から学んだ上で、どこまで任せるのか、どこまで介入するのかを迷ったことがありました。迷い続けて終わった感がありますが笑。

そういうスキルってこれからはとても大切になってくると思います。

② 好奇心(Curiosity)

  • 相手がどんな知識・経験・背景を持っているかに興味を持つ
  • 「学ぼう」「知ろう」とする態度が協働の質を高める

これもとても大切です。その人が何に優れているのか、何を聞けばいいのか等の参考になります。そして、これはとても大切なことなのですが、人は他者に貢献したいという思いを無意識のうちでも持っています。だから、「このチームにとってあなたの〇〇という知識や能力が必要なんです」ということが明確に示せすことができれば、その方のモチベーションはアップすると思います。

心理的安全性(Psychological Safety)

  • 「発言しても怒られない」「間違っても責められない」空気
  • 自分のアイデア・懸念・質問を出せる安心感

これは、エドモンソン氏が大切にしてる内容です。どんなチームであれ、心理的安全性は大切ですが、流動性が高く、正解が分からない組織はチャレンジの連続だと思います。ですので、なんでも発言できるというのは成功する可能性を上げることに直結すると思います。

組織文化としての土台作りが不可欠

チーミングを機能させるには「上からの方針」だけでなく、【明確なビジョン】、【リソースの整備】、【失敗を学びと捉える風土】、【情報共有の仕組み】が必要だと言っています。

特に目的の共有はとても大切だと言われています。

それはそうですね。

どこに向かうか分からないのであれば意見の出しようがないですから。自分たちの現在地を把握すること、どこに向かうのかを共有することはチームにとってとっても重要なことです。

私が業務委託で入っていた会社で、どこに向かうのか分からないチームを経験しました。方針が全く見えない。あれやこれやと意見を出して方向性を見極めようとするのですが、全く分からない。

その時に私がとった方法は、【静観する】でした。自分が方向性を決められる立場なら決めたらいいと思うのですが、そうでない場合、いろいろ提案しても出てこなければ待つしかありません。

なぜ出てこないのかを把握しようとしたとしても、その場合、担当者自身が見えていない可能性もあり、そこで質問を重ねてしまうと責められているように取られてしまうケースもあります。そうなると追い詰められた感が出てしまうので、あまり良くないかもしれません。その辺りの見極めは必要かなと思います。

最後に

今日はチーミングについて書いてみました。

リーダーとはいえ、情報を持ちえない以上、他者から学ぶことはとても大切です。そしてその人の知識や能力を最大限に発揮しようと思えば、その方が何を大切にしてどういうスキルを持っているのかを知る必要があります。

その際に心理的安全性を確保すること。そして目的を共有することはベースとして大切なことだなと思います。

そんなチームを作れるように、他者の意見にしっかりと耳を傾けられる人を目指したいなと思います。私はこだわりが強い方なので、この辺りが課題です笑

皆さんはいかがでしょうか?

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

❀ 𖤣𖥧𖥣 * … * … * 𓂃𓈒𓏸◌ ❀

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