思うように生きる - 女性管理職のためのBlog

今日は友人のお見舞いに行ってきました。７０歳くらいの女性で、がんが転移して手の施しようがなく、１０月頭に入院した時に、もって２・３ヶ月とお医者様から言われたそうです。友人が元気で話せるうちに会いたいと思ったので行ってきました。

今日は雑記です。

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今日は「思うように生きる」です。雑記です。

はじめに
思い出すこと
感謝してもらったことが嬉しい
感謝と慈しみ
最後に

はじめに

末期のがんだと宣告された友人のお見舞いに行きました。

想像していたよりも細くなられていて起き上がることも難しくなっていました。悲しさが胸から溢れないように気をつけて、たわいもない会話の隙間に感謝の気持ちを入れて届けてきました。

思い出すこと

友人はおかしいことはおかしいと言い、理不尽な世の中に怒りをぶつけて生きてきていました。一方で、好奇心旺盛でこれだと思ったらすぐに出かけていく。とても友人思いの優しい人でした。

私も友人ほどではないですが、食に関することや薬に関する事など世の中に対してうーむと思うことがあり、そういう感覚が一致したんだと思います。

15分という限られた面会時間の中で、彼女と一緒に行った場所をあげて、あの時は楽しかったと懐かしみました。

彼女は「友達を大切にしていて良かったなと思う。友人のお見舞いもひっきりなしで、看護婦さんたちがあの人何者やと怪しんでいる」と笑っていました。

そして「こうやって来てもらったら一緒にしたことや言った場所を思い出して、楽しかったなと思う」と言っていました。

感謝してもらったことが嬉しい

私が「あなたからたくさんの影響を受けました。どうもありがとうございました」とお伝えすると、「本当に？そう言ってもらえたら嬉しいわ」と言っていました。

人の根源とはそういうものなのかもしれないなと思いました。

私は彼女に「やってて良かったなと思うことはなんですか？」と質問しました。

「仕事かな」と返って来ました。

彼女は目に見えないスピリチュアル的な仕事をしていました。それにFacebookでは政治的な話も積極的にされていました。理不尽を見過ごせない人なのです。

私が「やっぱり仕事ですか〜」と返すと、

「仕事というより、たくさん発信していたので、入院したという記事をアップしたら見ず知らずの方から感謝のメールがいっぱい来てな。こうしてお見舞いに来て感謝を伝えてくれる人もいるし、本当に嬉しかったわ」と答えました。

「もう少し持つかなと思っていたから、色々書こうと思ったいたけれど、もう無理そうだな」と言っていました。Facebookの記事では思うように生きたと書いておられたので、それなりに納得のいく人生だったのかなと想像します。

感謝と慈しみ

お見舞いにお花を持って行ったところ、「お花のいい匂いがする」と言ってくれました。私は全く匂いを感じなかったのですが。

そして「お花をよく見せて」とお願いされたので、お花をお顔の前に持っていきました。「これはガーベラかな？」私は反骨精神が旺盛な彼女にぴったりだと思い真っ赤なガーベラを持って行っていました。「あ〜きれいだわ。ありがとう」そう言って私にお花を渡してくれた彼女は、本当に大切にそのお花の美しさを味わったようでした。

ちょっと宗教くさいのですが、あの瞬間の彼女は愛に溢れていたなと感じます。