今日は初インスタライブしました。このコミュニティをお届けしたい。
\ブログ訪問ありがとうございます♪/
女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、
女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。
今日は「超具体!!そのエレベーター1分間で何人運べるの?」です。
元、郵政局員の父が現役時代に、上司であった官僚の言葉からの教えです。vol.3
はじめに
数日後に入社式を控えたある日、父の上司が官僚との面談を終えて部屋に戻ってきました。郵政局の入社式ですからマスコミが来て報道されるかもしれません。粗相のないように、分刻みのスケジュールで細かく準備をしていたそうです。
入社式会場への移動、15分前に出席者着席、10分前に役員たちの移動、5分前に会場のアナウンス等、細かく決めます。そのスケジュールの最終確認として官僚に見せたそうです。そこで、こんな質問が出ました。
「移動に15分と書いてありますが、そのエレベーターは1分間で何人運べるんですか?」
父の上司は言葉に詰まったそうです。
「それは分かりませんので、調べてきます」
そう言って退室してきました。
父の上司は官僚の発した言葉に感心したそうです。父も感心したと言います。
超具体
もしかしたら、官僚の方は移動にはもう少し時間がかかるかなと思って質問をされたのかもしれません。
そう思った時に、「移動時間、もう少しかかると思うんだけど」という意見を出すと、部下は何も考えずに「上司が言ったからプラス5分にしておこう」と考えるかもしれません。
この指示はとてもとても具体的な指示です。(乗り込む時間+運ぶ時間+降りる時間+エレベーターが戻る時間+バッファー)✖️定員と行ったところでしょうか?
エレベーターがよその階に止まるのか、専用にできるのかによっても違うと思います。
こうすることで、自信を持って移動時間を設定できることになります。
この計算と元の所要時間が差異があればあるほどこの超具体的な指示は効果があったということになるでしょう。
そして自分で調べて出した答えに全員が納得するでしょう。
感心できる心
ややもすると超具体的で重箱の隅をつつくような質問に対して、そんな細かいところに拘らなくてもいいのに心配性だとか、嫌がらせか?とか、これだからお役所はとかいう人もいるでしょう。
でも、粗相をしないと決めた時点で、こういう内容を考慮するのは私は良しとします。
段取り8割と言いますから、準備をするのは大切なことです。これだけ用意しても当然不足の事態は起こります。うまくいかないこともあるでしょう。どれだけやってもうまくいかないこともあるからと言って適当に準備をするというのは違うと思います。
マスコミがくるから粗相をしたくないという官僚の意向を全員がわかって、そこまで準備しようとするのかと感心する心を持っている人を部下に持つことができたのはとてもやりやすかったのではと思います。
まとめ
曖昧な指示ではなく具体的な指示を出すことで
・思考停止になることなく、自ら取り組める
・納得性が高くなる
・応用が効く
こういうメリットがありそうです。
最後に
失敗ができない場面って緊張しますね。
父の話によると、つつがなく入社式を終えた後の打ち上げで、父の上司は終わった無事に安堵感からビールを飲む気にもなれなかったそうです。
ヒリヒリとした緊張感、ふわふわ浮いているような夢のような時間、非現実だからこと味わえるもの。そういう味わいもまた良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
話す事は放す事。言える事は癒える事。話して、笑って、怒って、泣いて、喜んで。引っ張るタイプも支えるタイプも、スピーディーな人もスローリーな人もみんな一緒に居て応援し合える場を提供します。
説明会もやっています。
2023年4月・5月の説明会の予定
・4月19日(水) 20:30〜
・4月24日(月) 20:30〜
・5月3日(水・祝)10:00〜
・5月13日(土) 14:00〜
・5月17日(水) 20:30〜
・5月26日(金) 20:30〜
個別相談会は随時開催中
**************
女性管理職のためのコミュニティ
A lot of flowers
**************