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指導内容を浸透させる秘訣とは

今日は愛犬のしつけ教室でした。愛犬のしつけって、飼い主である私たちのしつけトレーニングだな〜とつくづく思いました。

 

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今日は「指導内容を浸透させる秘訣とは」です。

はじめに

冒頭でも書いたように、今日は愛犬のしつけ教室の4回目でした。
先生から飼い主としての振る舞い方を教えてもらうのですが、これがなかなか難しい。1回目のレクチャーの時は本当に実践できるのかな?と思うレベルでした。

それが4回目を受けるとだんだんと分かってくることがあります。
指導されている側だからこそ分かる、成長の仕方をまとめたいと思います。

レクチャーだけではできるようにならない

レクチャー初回は、飼い主だけの講義で、犬の特性やそれから導き出される飼い主のあるべき姿を学びました。

「甘やかしすぎですね。今までと真逆のことをやってください」

「犬は0(黒)か100(白)しかないんです。グレーはありません」

「良い行動は褒める。悪い行動は無視する」

「グレーをしてしまうと、犬はどの行動が誉められるかわからず、混乱するので、0か100で褒めて下さい」

こんな風に教えてもらいました。

言われたことは全て頭では理解できます。

ですが、何が0で何が100か分からないし、いきなり態度を変えてしまうのもかわいそうな気もします。
存在するだけで可愛いので、そばにいるだけで褒めてしまいます。無視するなんて、できません。
何より可愛がりたい!可愛がるために一緒にいるのですから!!

そういう思いから、頭では理解できるものの、そこまでしないといけないのかな?と疑問も持ちつつ、宿題をもらって、家でのトレーニングに入りました。

訓練&観察タイム

家でのトレーニングを開始しました。

できる時もあれば、できない時もあります。宿題ですから、次回教室に行ったときに成果を見せなければいけません。そこそこのプレッシャーです。

そうすると、できない日が続くと、どういった場合にできて、どういった場合にできないのかを観察するようになります。

・お腹が減っていないとできない

・ご褒美の内容によってできる時とできない時がある。

・場所によってできる時とできない時がある。

・甘やかした次の日はできない。

そんな感じで、人間が行動した結果の愛犬の反応を見ていくと、一定の法則が見つかります。その法則に対応するように、こちらもやり方を工夫していくといった感じです。

学ぶ上において、この試行錯誤の時間がとっても大切でした。
先生の教えができるかできないかよりも、自分と愛犬の行動パターンを自分で見つけていくことの方が大切でした。

学びが浸透する時

4回目の今日は、先生の前で実技をしたのは夫でした。

過去2回の実技は私がしていましたし、愛犬と一緒にいる時間が長いのは私なので、私の方が、きっちりと先生に教えてもらえていたり、サンプルがたくさん取れたりしていました。

だから、「愛犬がお腹いっぱいだと上手くできないから、食事の量を減らしてトレーニングに充てる方がいいかも」という言葉にも夫はどこか腹落ちしていませんでした。

ですが、今日、夫が直接先生から指導を受けて、『愛犬のお腹が減っていたらこんなにもいうことを聞くんだ』と体感したり、直接先生から指導を受けることで正しい方法が身をもって理解できたようでした。私と夫の意識レベルが整ったと感じました。

それに加えて、私の日々の気づきとして、『自分のやるべきことに集中して愛犬を構わない時間が長い時は言うこと聞きやすく、私に時間がありちょっとした隙間時間に愛犬をよしよしとした翌日は言うことを聞かないというのがありました。
この気づきを先生に対してお話しし、先生から「そう、おそらく普段から褒めすぎていますよね」と言われた時に、私自身、やっと「これが甘やかしている状態か!」ということが分かりました。

どの行動が甘やかしていると取るのかが分かった瞬間でした。
レーニングの初めから「甘やかさない」と言われていたのが、4回目(2ヶ月目)にしてやっと分かったのです。

レーニングに行くたびに同じことを注意されていたのですが、その注意された内容が腹落ちした瞬間でした。それまでは頭でしか理解できていなかったと思います。

頭で理解して、行動して、観察して、気づきを得て、腹落ちする。

このプロセスを促進しながら、見守るのが先生(上司)の役割なんだなと実感しました。

上司が関わるポイント

もう一度繰り返します。

頭で理解して、行動して、観察して、気づきを得て、腹落ちする。

このプロセスです。

ここで先生(上司)が関わるポイントは、

・頭で理解する段階のレクチャー部分。

・行動・観察するための環境(宿題)

・気づきを得るきっかけ(質問や気づきに対する要約が効果的)

この3つだと思います。

これを効果的に行うにはどうしたらいいのか、ですが、やはり時間をとったコミュニケーションだと思います。
私たちは、トレーニングに行くと、1回1時間半〜2時間、先生とコミュニケーションを取ります。そこで、前回から今までの愛犬の様子、トレーニングの様子、質疑応答やさまざまな飼い主の事例を聞きます。トレーニング時間が20分(愛犬の集中力が続かないので)で残りはほぼ話です。
そう思うと、かなりのコミュニケーションの量ですよね!

職場で2週間に1回、2時間も取れることなんてありませんから。
でも、それぐらいの時間コミュニジェーションを取れれば、状況は改善すると思います。(教えてもらう側が困っている前提もあります)

改善に向けて話す時間が圧倒的に短いのに、状況が改善するかもしれないと思っていると言うことは、アインシュタインの名言、「狂気とは、同じことを繰り返しながら、異なる結果を期待することである。Insanity is doing the same thing over and over again and expecting different results.」に表されている通りだなと思いました。

最後に

物事を学ぶ立場になることは貴重な機会だなと思います。

これからも愛犬とのトレーニングは続くのですが、腹で理解した内容でトレーニングができるので、効果が加速されることを期待したいと思います!!

では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

❀ 𖤣𖥧𖥣 * … * … * 𓂃𓈒𓏸◌ ❀

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